【無料で読める】失われた世界へ13: 新たな脅威 (新想社)

シュトラは未来人による技術提供を受けて、密かに強化服の開発に成功していた。
複数の強化服を身につけた兵士に襲われ、追い詰められる僕と近藤と田中唯の三人。
しかし、田中唯のアドバイスを受け、覚醒した近藤が、一瞬にして強化服を身につけた、
シュトラとその部下五人を葬り去ってしまう。
これで全ての脅威が排除され、エフィシア姫の安全は確立されたかに思えたのだが、
しかし、そこへ、レシュア帝国皇帝ザーラックの差し向けた戦闘機が、
ジーの宇宙船で待機中であったエフィシア姫とチューブル、
及び、僕たち三人に対して攻撃を仕掛けてくる。
その攻撃を危ういところで退けた僕と近藤と田中唯、及びエフィシア姫たちは、
火星の未来を救うために、ザーラックに立ち向かう必要性を認識することになる。
その後、エフィシア姫護衛のために田中唯を残し、
僕と近藤のふたりはふたりだけでザーラック排除へ向けて行動を開始する。
しかし、それはザーラックが仕掛けた巧妙な罠だった。
僕と近藤のふたりは、ザーラックの仕掛けた罠にはまり、絶体絶命の窮地に陥ってしまう。
そしてその頃、エフィシア姫と、そのエフィシア姫を守る田中唯の側にも、
ザーラックの放った刺客が迫りつつあった……。
果たして、三人は窮地を脱し、エフィシア姫と火星の未来を守ることができるのか！？
『失われた世界へ』第１３弾！！

物語の主人公である僕はいつものようにネットサーフィンをしているうちに、
ふと偶然奇妙なブログを見つける。
それは未来からやってきた人間が書いたというブログだった。
いくぶん胡散臭く思いながらも僕はブログの作者に対してメールを送ってみる。
すると、思いがけない展開が待ち受けていた。
失われた五十万年前の地球の古代文明。火星文明とのつながり。タイムマシン。