著者:花岡愛生
ページ数:60

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その昔、人間と妖怪は当たり前に暮らしを共にしていた。 江戸時代が終わり、明治の世に突入した頃、都から離れた田舎にあった「菅谷村」は、古くから人々が河童と共存している村であった。 菅谷村の近くには「河童淵」と呼ばれる美しい水場があり、その奥には河童しか行くことのできない「河童砦」という彼らの根城があったのである。河童族の姫である清(きよ)は、子供の頃溺れていたところを村の少年清一郎(せいいちろう)に助けられる。またいつか遊ぼう、という約束をかわして。
それから10年後、命の恩人であり憧れでもあった清一郎に会うために、清は付喪族の妖怪・白じぃの協力を得て人間の姿に化け、菅谷村を訪れる。 清一郎との再会を果たせた清だが、芽生えた淡い恋は清一郎の許嫁・愛子の登場によって打ち砕かれてしまう。 しかしその頃、村にはもっと恐ろしい計画が都から持ち込まれていたのだった。
時代ファンタジーで描く種族間のヒューマンドラマ。ラノベにはない重みのあるファンタジーです。

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