著者:小野 正樹
ページ数:215
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武術の達人だけではなく、昔の町人や農夫の身体は、現代に生きる私達よりも遥かに強かったのです。彼らにトレーニングという概念はありません。日常動作が【鍛錬】となっていたので、トレーニングをする必要がないのです。
江戸時代に完成されたであろう日本人の動作や姿勢を【優しい動き】と名付けました。
【心と身体は繋がっている】と言われるとおり、【優しい動き】の実践で心にゆとりが持てるようになります。名前のとおり、身体から心を【優しい状態】へ導いてくれます。
【優しい動き】を実践して戴くだけで、身体面が原因でなる肩こり、腰痛、関節痛、頭痛などの不定愁訴が改善されていきます。
日常動作が楽になるのはもちろん、介護法の土台ともなります。スポーツ動作とは異なる動作ですが、アイディア次第では日本人のパファーマンスを劇的に上げるものと成り得ます。
日本に於ける所作の【共通点】も【優しい動き】で説明が出来ます。挨拶に取り入れるとコミュニケーションを円滑にすることでしょう。
また、日本には武道、茶道、華道、書道と道となるものが数多く存在しています。その道となるものの動作の土台に【優しい動き】を取り入れると、より洗練されることでしょう。
現在、日本人の身体はストレスを抱え、疲弊している状況にあります。それは、文化で培った身体操作を忘れ、私達に合わない西洋式の身体操作をしているからです。日本で暮らすのなら、日本人の身体で生きていくことが【快適】だと言えるのではないでしょうか。
【快適な日常】のためにも【優しい動き】の実践をお勧め致します。
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