著者:岩船 晶
ページ数:278
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ますます面白いほっこり少女の異世界散歩がたった5分で。
じっくり小説派も大満足な最新巻で空想の旅へ!
ひょんなことから異世界にやってきた少女・カエデ。
元の世界に戻るために必要な黒鉱に似た性質を持つ代替品が見つからず、
行き詰まっていた。
そんな中、リタチスタが「魔族領に心当たりのある魔族の角で合成石を作れば
望みがあるのではないか」と提案する。
魔族領に行くことにバロウは反対するがなんとか説得し、皆で魔族領に向かう。
魔族の少女の存在する屋敷に足を踏み入れると、
そこで手に入れた魔族の角がリタチスタの物であり、
リタチスタが実は魔族であったこと、
そして屋敷の少女が妹をかたどったゴーレムであることなど、
衝撃の真実が明らかになる。
なぜ魔族領を出たのか。
なぜアルベムルの弟子になることを決めたのか。
一方、リタチスタの角から合成石の試作品が作られ、
カエデに魔力がないという問題が解決する。
同じくこの世界に突然来たゴトーに、
元の世界に戻れそうだと伝えようとするカエデ。
バロウとリタチスタにゴトーのことを報告するのだが、
新たに直面した転移魔法の問題を解決する糸口になる可能性があると、
ゴトーを資料庫へ呼び出した。
ゴトーはすでに自分が死んでいること、ラティと仲良くなったことを理由に、
元の世界に帰る気持ちはすでになかった。
だが、ゴトーの協力もあってすべての問題が解決され、
転移魔法の完成を待つばかりのカエデ。
一方でもう一つの大きな問題が持ち上がった。
そう、カルデノやカスミとの別れ。
そんなセンチな気分に浸る間も与えないように、
ラティのいる森にドラゴンが現れ、王都は混乱に陥ってしまう。
いつ王都を襲うとも知れないドラゴンの恐怖を前に、
転移魔法に必要な魔力の貯蔵をしていたコニーとラビアルは
身の安全を図るため避難する。
バロウ、リタチスタも国からの要請で資料庫を離れ、
転移魔法作成が中断してしまう。
カエデも戦いに備えポーションを作る人材として
呼び出されることになるのだが—-。
岩船 晶(イワフネアキラ):北海道在住。本作にてデビュー。『ポーション、わが身を助ける』でデビュー。
戸部 淑(トベスナホ):「人類は衰退しました」「神様は少々私に手厳しい」(プライムノベルス)などのライトノベルの挿絵、書籍の挿絵、
ゲームのキャラクターデザイン、キャラクターイラストなど、多方面で活躍。
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