著者:木村昭二
ページ数:473

¥2,200¥0

―橘玲氏 大推薦―
「日本」というリスクを分散するための知的冒険

6つの国を使い分ける人生設計入門
国家に依存しない生き方!
ライフスタイルに合わせて国家を自由に使い分けよう

■「日本だけ」で安心ですか?
米国を始め、欧州そして日本など、先進国であらゆるリスクが高まっています。
米国は2001年9月11日に発生した同時多発テロとそれ以降の報復戦争によって泥沼に入り込み、解決の糸口は見えません。また戦費の拡大や経済の低迷によって、国家債務も増大し続けています。
欧州はギリシャの財政危機から、イタリア、スペインにも危機が拡大し、フランス、イギリスにも飛び火するとも言われ、欧州債務危機に発展しています。
日本は、バブル崩壊以降、長期株価低迷、長期不動産価格低迷、史上最高値に迫る円高、混迷する政治など、20年以上にもわたって苦しんできました。2011年3月11日に発生した東日本大震災とそれにともなう津波、さらに原発事故によって、いま国家が未曾有の危機にさらされています。
これまで、先進国と呼ばれるこれらの国では、政治的、経済的に安定し、社会保障制度も完備され、比較的充実し安定した生活を営むことができました。しかしここに来てその安定は崩れ去りました。想定外の出来事が次々と起き、価値観の転換が起こり、これまで見えなかった問題が次々と噴出しています。
では私たちはこういう時代、こういう国に生まれたのは運命だと思ってただ受け入れるしかないのでしょうか?
決してそんなことはありません。 選択の1つとして、本書ではPT、Permanent Traveler(終身 旅行者)と呼ばれる概念について解説していきます。

■PTとは
もともとは欧州の富裕層たちが過大な税負担を逃れるために試行錯誤の末に考え出した生活スタイルです。「国籍」「ビジネス」「居宅」「資産運用」「余暇を過ごす場所」を用途別に使い分けることによって節税をはかることが主な目的でした。
著者は欧米で発展した従来の5つのフラッグの概念を発展させ、5+1のフラッグとしました。

第1のフラッグ: 国籍を持つ国
第2のフラッグ: ビジネスを営む国
第3のフラッグ: 居宅を持つ国
第4のフラッグ: 資産運用を行う国
第5のフラッグ: 余暇を過ごす国
+
第6のフラッグ: 寄付をする国

■終身旅行者という究極の人生設計
PTのライフスタイルは、節税のみならず、テロや政治暴力、経済危機、自然・人的災害などのあらゆるリスク回避を可能にします。
あらゆる危険が降りかかる現在、危険を国家単位で回避・分散するのに最も有効な方法のひとつです。
一カ国に自分や家族の運命をゆだねずに国家の運命とは切り離す――卵を複数のカゴに分けて盛り、リスクを分散することです。自由な終身旅行者を目指しましょう!

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