著者:林 明
ページ数:117

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「日本人はそこから何を学べるのか?この先も彼らはずっと優秀なのか?」
インド文化研究者と現役若手教師がインド教育の強さの秘密と問題点を書き下ろす。

●目次
第一章インド人はなぜ優秀だといわれるのか
1.幅広い知の上に成り立つ頭の良さ
2.ネルー、ガンディーの教育に対する考え方
第二章世界に誇るインドの頭脳
1.世界で活躍する印僑~東海岸
2.世界で活躍する印僑~西海岸
3.ノーベル賞受賞者ラマン
4.インド人の優秀な頭脳に共通するもの
第三章 インド式教育の実態
1.最難関大学IITでの学生生活
2.インド人はなぜ数学に強いのか?
3.複雑な言語教育による多様な視点の育み
第四章 インド教育制度と歴史と内容
1.インド教育制度の歴史
2.教育制度の内容
3.ガンディーの教育論
4.ネルーの教育思想
第五章 インド教育の抱える二つの問題点
1.格差問題
2.公立私立問題
終章 日本はインド教育から何を学べるのか、またこの先インド人はずっと優秀なのだろうか

●著者
林 明
1960年生まれ。1983年東京大学文学部東洋史学科卒業。1994年同大学院人文科学研究科東洋史学専攻博士課程単位取得退学。1994年博士(文学)。1987年~1988年デリー大学留学。1990年~1993年外務省専門調査員(在スリランカ日本大使館)。1995年弘前大学人文学部講師。現在、弘前大学人文学部准教授。
著書・論文
「1920年代インドのアーンドラ地方における反英非協力運動-ガンディーとの関係を中心に-」『史学雑誌』第96編第10号、59‐81ページ、1987年
「ガンディー亡き後のサルヴォダヤ運動-J・P・ナーラーヤンによる「全面革命」運動の歴史的意義-」『国際基督教大学学報ⅢAアジア文化研究別冊10 アジアの草の根運動』、69‐94ページ、2001年
「[スリランカ]世界遺産がひしめく美しい島に静かに眠る人々の苦しみ」『地域研究』(京都大学地域研究統合情報センター)Vol.13 No.2、368-374頁、2013年ほか
インドのマハートマ・ガンディー及びジャヤプラカーシュ・ナーラーヤンの思想・運動とスリランカの民族問題に関心がある。

佐藤 博美
1989年生まれ。弘前大学人文学部人間文化課程卒業。現在、北海道教職員。林明ゼミ卒業生。大学3年次に林明ゼミインド旅行に参加。

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