著者:ふくしままさゆき
ページ数:562
¥498 → ¥0
最終更新日 2021年4月17日 2021年度からの試験範囲変更にあわせた修正(学習内容に変更はありません)
2020年12月28日 新たにYouTube動画のリンクを貼付しました!(添付はこれで最後です)
2020年9月4日 【Chapter13 直接原価計算】文章を微修正しました。
●工業簿記・原価計算の全体像やそもそも論を知りたい方・わからなかった方
●「こうやります」的な解説ばかりでは納得がいかず、「何故そうなるのか?」を理解・納得して解きたい方
こういった方々に本書は是非オススメです!
【工業簿記・原価計算を勉強したことのある方へ】
ちょっと考えれば、いろいろな疑問がわきませんか?
・予定価格法は、実際原価計算でしょうか?それとも標準原価計算でしょうか?
・勉強した「総合原価計算」は、全部実際総合原価計算とは同一のものなのでしょうか?
・勉強した「標準原価計算」は、全部原価計算ですか?直接原価計算ですか?
総合原価計算ですか?個別原価計算ですか?(そういう視点で学習しましたでしょうか?)
・部門別個別原価計算って何のためにやっているのでしょうか?
(部門別にコストを把握して原価管理に役立てるため??)
・変動費のグラフはなぜ直線なのでしょうか?
曲線もあってもいいのではないでしょうか?
(実社会での費用・原価は、多くの場合、一直線にはならないですよね?)
・製造直接費は変動費なのでしょうか?
・経費に関して「原価差異」を算出しましたか?(算出していないことに気がつきましたか?)
・「原価になる」とは、結局はどういうことなのでしょうか?
これらは、大半のテキストで省略されがちな事項や、なかなか気が付かなかったりする事項です。
他のテキストではお目にかかることの(少)ない事項だったりしますが、正確な理解のためには必要な事項です。
本書では、このような、初歩的な「そもそも論」や「疑問点」にも対応すべく書かれています!
また、工業簿記・原価計算は、全体像がわかりづらい分野です。
本書で全体像と基礎知識をしっかり身につけてみませんか?
原価計算の全体像を一覧表にしてあります!(他の本ではほとんど見かけません!)
実は簿記2級工業簿記では、『○○原価計算』がたくさん出てきますので、初めての人は
「原価計算って何種類あるの?」
「今何をやっているの?さっきとどう違うの?」
「全体像のうちどの辺りなの?っていうかそもそも全体像がわからない、、、」
と迷子になりやすい分野です。 いち早くひと通り勉強することをオススメします!
●本書は応用論点や細かい論点をあえて省いています。その分「そもそも論」や「そういえば」的な内容を省かずに説明しています。
本質・基本事項に特化することにより全体像をしっかり把握できるようにしてあります。
章末問題も含めて12~15時間程度で読めると思います。
●カラフルな図を豊富に使って説明しています。同じ図を繰り返し登場させて理解を促しています。
またカタクルシクならないよう、講義をLIVEで受講しているような感覚で読めるよう配慮しています。
●各Chapterの最後には確認問題がついています!
本書には、随所に図や表が用いられています。
また、(本書に限らないことですが)工業簿記の練習問題の問題文はどうしても長めになってしまいます。
したがってスマホなどの小さい画面で読むと見づらい箇所もあろうかと思います。
また、前著と異なり、電卓なしでとはいきません。ご了承ください。
【目次】
Chapter 1 商業簿記と工業簿記と原価計算、どう違うの?
Chapter 2 原価とは
Chapter 3 材料費の基礎
Chapter 4 労務費の基礎
Chapter 5 経費の基礎
Chapter 6 製造間接費の基礎
Chapter 7 個別原価計算の基礎
Chapter 8 総合原価計算の基礎(その1)
Chapter 9 総合原価計算の基礎(その2)
Chapter10 総合原価計算の基礎(その3)
Chapter11 標準総合原価計算の基礎
Chapter12 CVP分析の基礎
Chapter13 直接原価計算の基礎
Chapter14 部門別個別原価計算の基礎
【著者紹介】
会計学専攻(修士) 学生時代に米国公認会計士取得。
社会人になり公認内部監査人試験合格
東証一部・ニューヨーク証券取引所の両市場上場の日本企業経理部で経理実務、
国内大手監査法人国際部にて会計監査・内部統制コンサルティングに従事。
その後独立し、経理コンサルティング業を開始。
現在、国内企業にて事務部門統括責任者。
仕事の傍ら、外国人に日本語を教えるボランティアをしています。
簿記検定の他、法律の入門書なども執筆しています。
シリーズ一覧
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