著者:海田陽介
ページ数:41

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ポータルを再稼働させることに成功した僕と近藤と田中唯。
三人はジーの宇宙船に乗って、昆虫人の首都星を目指して移動を開始する。
しかし、ポータルの出口付近には、昆虫人と同じ蜂から進化したオーブと
呼ばれる昆虫人が建造した宇宙艦隊が待ち構えていた。
一瞬、船内に緊張が走るが、しかし、どういうわけか、その幾千と連なるオーブの宇宙艦隊は、
まるで漂流物のように、完全に動きを停止して、ポタールの出口付近の宇宙空間を漂っていた。
オーブの宇宙艦隊に一体何があったのか、僕と近藤と田中唯の三人は、再び強化服を身に付けると、
その謎を探るべく、オーブの船のなかに侵入を開始するのだったが……
しかし、そのとき……。『失われた世界へ』第六弾!!

物語の主人公である僕はいつものようにネットサーフィンをしているうちに、
ふと偶然奇妙なブログを見つける。それは未来からやってきた人間が書いたというブログだった。
いくぶん胡散臭く思いながらも僕はブログの作者に対してメールを送ってみる。
すると、思いがけない展開が待ち受けていた。
失われた五十万年前の地球の古代文明。火星文明とのつながり。タイムマシン。

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