著者:勝海舟
ページ数:31

¥250¥0

 「おれは、今までに天下で恐ろしいものを二人見た。それは、横井小楠と西郷南洲とだ」
 勝海舟にそこまで言わせた男、西郷隆盛とは何者だったのか。
 明治後期から昭和初期の漢学者、杉原三省は、当時の青少年のために西郷に関する文章を集め、一冊の精神修養書を編んだ。そこには杉原自身による西郷の生涯に関する文章とともに、勝海舟が西郷に関して語った言葉がまとめられている。江戸無血開城に関する談判の話はもちろん、西郷を暗殺しに行った男の話、歌舞伎にもなった「豚姫」のことなど、西郷の人となりを活写するエピソードが満載である。また、付録として、泉斜汀(泉鏡花の弟)が描いた西郷とその愛妾に関する短編を収載。人間・西郷隆盛の知られざる姿に迫り、西郷が好きになる入門書。

シリーズ一覧

  • 同シリーズの電子書籍はありませんでした。

 

  Kindle Unlimitedは、現在30日間無料体験キャンペーンを行っています!

この期間中は料金が980円→0円となるため、この記事で紹介している電子書籍は、すべてこのKindle Unlimited無料体験で読むことが可能です。

Kindle Unlimited 無料体験に登録する