著者:将棋世界
ページ数:346
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巨人の足跡を妙手で振り返る
「大山の記録が全て塗り替えられたとしても、その人生の価値は変わらない」(まえがきより)
棋士・大山康晴は大正12年3月13日、岡山県浅口郡西阿知町(現在の倉敷市西阿知町)に生まれ、50数年に及ぶ棋士生活ののち、平成4年7月26日に亡くなりました。本書は若き日から亡くなる69歳までトップ棋士であり続けた巨人・大山康晴の足跡を妙手と当時のエピソードで振り返るものです。少年時代、近所のおじさんに指した一手から始まり、木村義雄、升田幸三、中原誠、谷川浩司、羽生善治らを相手に指した将棋史に残る名手の数々。
対中原戦の△8一玉
対飯野戦の▲4九銀
対米長戦の△1二飛
対加藤戦の▲6八竜
対谷川戦の▲6七金
などなど。
数多くの名手や鬼手によって与えられた感動と、その生きざまが見せた人間ドラマを堪能できる一冊です。ささやかなる大山ツアーにご同行ください。
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