著者:「将棋世界」編集部
ページ数:84

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ここ1年ほどで注目されている、対矢倉戦の左美濃新型急戦について解説させていただきます。私がこの戦型を初めて知ったのは、千田翔太五段との公式戦で指されたときです。最初はどのように指されるのか予想できなかったですが、角を2二の位置のまま先手陣を牽制して、6筋、7筋、8筋と広範囲にわたって攻める形が優秀だということを理解しました。左美濃囲いは4手で完成しますが、それがまた堅い玉形であるのに驚かされました。この新型急戦は、いまではさまざまな棋士が採用して人気の作戦となりました。私も公式戦で用いましたが、指していて楽しいと感じました。相矢倉と比べると角の使い方が変わりますし、急戦矢倉と比べても後手の囲いが堅いのが魅力的です。これから指してみようと考えている方へ。飛角銀桂の協力で攻める、左美濃囲いの堅さを信用する、歩の攻めを意識する、駒損でも相手玉に向かっていく気持ち、これらが大事です。矢倉党の相手を攻め倒してびっくりさせましょう!(はしがきより)

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