著者:川崎克巳
¥980¥0

この本は北欧に興味のある方やこれから旅行を計画する方の参考になるように書きました。特にデザイン、建築、照明などに興味をもっている人には特にお勧めします。
私自身が建築関係の仕事についていることもありデザインに興味をもっていて、大学生の子供も建築学科で、これは二人がある日思い立って行った「北欧デザインをめぐる旅」(2014年)の記録です。北欧デザインや生活スタイルは次のような北欧独特の特徴から来ているように思います。
1 北欧は夏が短く冬が長い、冬には夜が長く光は入りにくく寒さも厳しいなど、住環境的にはきびしいものがあります。その結果として室内で快適に過ごしたいという要求が自然に芽生え、「インテリア」「照明」から「建築」そのものまで「心地よさ」を世界の誰よりも考えるようになったのだと思います。
2 また美しいフィヨルド、森など豊かな自然環境に囲まれた生活は、木材など自然素材を活用したモノづくりの考え方が根付いていたともいわれます。
3 ヨーロッパの中心から遠く離れた辺境の地であったため大量生産でローコストを目指した産業革命以降の経済的な流れの影響を受けにくく、独自のデザインを作り上げることが自然でした。

北欧デザインの特徴はだいたい次のように表現されることが多いようです。どれも日本人の好みと合う点で、人気があるのも納得できます。
・シンプルで控えめな美しさ
・木製の家具など自然素材の良さを生かす
・一品一品が丁寧に考えられ作られていて品質がよい

この本はA4換算で250ページですが写真を多く使って紹介していますので楽に見ていただけます。訪問した場所の地図はQRコードを付けましたのでGoogleマップに連動できます。それから北欧は都市間を移動するのに時間がかかりますが、私たちが使った飛行機、列車、船を使った例は少し参考になるかもしれません。本書があなたのスカンジナビア旅行の参考になれば幸いです。
[目次]
1.北欧へいってみようか
 どうして北欧か
 どこを回る
 時期
 お金
 どういう順番でまわるか
 飛行機
 列車と船
 ホテル
2.まずフィンランド
 到着したよ
 まずはちょっと市内へ
 夕食
3.ノルウェー
 オスロまずやること
 オペラハウスはワンダーランド
 オスロ市内
 ノーベル平和センター
 オスロ市庁舎
 フィヨルドの旅
 ヨーロッパ憧れのベルゲン鉄道
 氷河
 ソグネフィヨルドを行く
 かわいいベルゲンの町
 コペンハーゲンに飛ぶ
4.デンマーク
 コペンハーゲン/ストロイエ通り/夕食
 市庁舎
 デンマーク王立図書館
 アメリエンボー宮殿とニューハウン
 クリスチャンスポー城のガイドツアー
 ラウンドタワー
 オペラハウス
 国立劇場
5.スウェーデン
 コペンハーゲンから電車に乗る
 ターニングトルソ
 エンポリア
6.ふたたびフィンランド
 路面電車トラム
 ヘルシンキの建築家アアルト
 アアルト自邸
 クラシックなホテル「カンプ」
 テンペリアウキオ教会
 国立現代美術館キアズマ
 ヘルシンキ大学中央図書館
 カンピ礼拝堂
 フィンランド建築博物館
 ヘルシンキ大聖堂
7.照明デザイン
 オスロ市庁舎
 デンマーク王立図書館
 クリスチャンスポー城
 アアルトスタジオ
 アアルト自邸
 デザイン博物館
 ホテル
 ショップ
8.椅子デザイン
 クリスチャンスボー城
 フィンランド建築博物館
 

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