著者:誉田龍一
ページ数:258
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深川の湯屋に三日にあけずやって来ては、ただ酒を呑んでいる男。旗本とは言っても、周りは彼のことを、どうせ無役小普請組で毎日ぶらぶらしていると思っている。が、この光三郎、実は……本名を朽木隼人正三郎頼光といい、上様から大目付職を拝命する高級旗本であった!大目付のお役目は恐れ多くも、大名や高家など、いわゆる殿様と呼ばれるお偉方を監視、取り締まること。ある日、凶悪な火附盗賊の現場に尾張藩支藩の大名火消しが出張ってくることが判明するや、即座に光三郎も探索に加担する。そして、この一件が尾張六十万石の存続をも揺るがす“大事件”の火種であったこと突き止め、ついに──!?ますます好調! 正義の大目付に殿様たちが怯える大好評第二弾!!
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