著者:翻刻編注 水上京
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本書は明治27年(1894年)に明法堂から発行されていた明法堂編輯部編『医術開業試験問題集附医事法令』を底本として、表記を「新字体・平仮名・横書き」に改め、独自に研究解釈して「振仮名・読点・注釈・送り仮名等」を付し現代人でもなんとか理解できるようにしたものです。
本文に関しては可能な限り原文に忠実にし、一部誤植と思われるものについても、あえて原文のまま残してあります。本文中のやや小さい文字は編集段階で追記した文字です。問題順に関しても、原文のままとなっております。ひと通り問題を眺めてみると、今でも通じる問題、答えが変わってるよなと思う問題、全く意味がわからないものになってる問題があったり、内臓外科疾患や急性心筋梗塞のように現代では必出の疾患が一切出題されていなかったりと、当時医学がどのようなものだったかを垣間見ることができ、非常に面白くおもいます。
ちなみに、当時の医師免許は、国立大学医学部卒業者には無条件で与えられ、医術開業試験は1年以上修学していれば年齢・学歴不問で受験できる試験で、立身出世・御家再興の道として多くの人が志しましたが、合格率は10%程度の厳しいものだったようです。今回はC82で発行した底本付属の医事法令の部もあわせて収載し、一部の誤字脱字等を訂正いたしました。解答掲載の要望が多かったのですが、底本の「諸氏各識見あり敢て模範的答案を附するの必要なきを信ずればなり」の言葉を重んじて、本書には敢えて解答を付していないことご了承ください。底本に関しては、国立国会図書館の近代デジタルライブラリーにて公開されておりますので必要な方はご参照ください。
本文に関しては可能な限り原文に忠実にし、一部誤植と思われるものについても、あえて原文のまま残してあります。本文中のやや小さい文字は編集段階で追記した文字です。問題順に関しても、原文のままとなっております。ひと通り問題を眺めてみると、今でも通じる問題、答えが変わってるよなと思う問題、全く意味がわからないものになってる問題があったり、内臓外科疾患や急性心筋梗塞のように現代では必出の疾患が一切出題されていなかったりと、当時医学がどのようなものだったかを垣間見ることができ、非常に面白くおもいます。
ちなみに、当時の医師免許は、国立大学医学部卒業者には無条件で与えられ、医術開業試験は1年以上修学していれば年齢・学歴不問で受験できる試験で、立身出世・御家再興の道として多くの人が志しましたが、合格率は10%程度の厳しいものだったようです。今回はC82で発行した底本付属の医事法令の部もあわせて収載し、一部の誤字脱字等を訂正いたしました。解答掲載の要望が多かったのですが、底本の「諸氏各識見あり敢て模範的答案を附するの必要なきを信ずればなり」の言葉を重んじて、本書には敢えて解答を付していないことご了承ください。底本に関しては、国立国会図書館の近代デジタルライブラリーにて公開されておりますので必要な方はご参照ください。
※本書はコミックマーケットにて刊行した同人誌の電子書籍版です。内容は紙書籍版と同様ですのでご了承ください。
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