著者:室井淳司
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本当に強い企業だけが知っているブランド戦略「体験デザイン」とは何か。
これまで語られることのなかった「体験」によるブランディングの方法論。
モノからコトへと言われる時代、スターバックスコーヒー、星のや、青山フラワーマーケット、ドン・キホーテ等、唯一無二のブランドをつくり上げた企業がデザインした顧客体験を分析。戦略、シナリオから、デザインに落とし込むまでの視点や手法を解説する。
目次
はじめに
第1章 ブランドと体験
・建築からブランドへ――日産のリブランディングを生で経験して
・一からブランドを立ち上げる経験をして
・顔の見えない、エンドユーザーの価値観を捉える
・なぜ体験か?――モノからコトの時代へ
・ブランドの体験とは?
・ブランド体験を買うということ
・体験はデザインとセットで語られる
・体験は広がる
・リアルなブランド体験を構成する3つの要素
・体験シナリオの構築は、ブランド体験の精度を高める
第2章 体験デザイン――企業のブランディング事例
・スターバックスコーヒーの体験デザイン
・青山フラワーマーケットの体験デザイン
・ドン・キホーテの体験デザイン
・ホテル体験に見る、体験シナリオの重要性
・「星のや」の体験デザイン
・「ナインアワーズ」の体験デザイン
・「Nespresso」の体験デザイン
第3章 ブランディングにおけるデザインとプレーヤーの役割
・デザインとはブランドの可視化である
・デザインはターゲットと共にある
・ヤンマーに見る、ブランディングとデザイン
・ブランンディングファームとは
・デザイナーは、経営者のパートナーに
・クリエイティブディレクターという戦略家
第4章 体験デザインのつくり方
・ブランド体験をつくるにあたり
・ブランド空間構築における5つのプロセス
・具体的なデザインを始める
第5章 体験デザインの実践――「一番搾りフローズンガーデン」
・ゴールの共有とブランディング
・人、モノ、空間の定義プロセス
・仮説建築型プロトタイプ店舗デザイン開発
第6章 デザインイノベーションへの挑戦――「表参道布団店。」
・ネーミング
・ロゴデザイン
・21世紀のメーカーの販売チャネル
・売り物はデザインとして考え方
・モノの売り方を時間単位にする
最後に
内容(「BOOK」データベースより)
体験デザイン、強い企業だけが知っているもう一つのブランド戦略。
著者について
1975年広島県生まれ。2000年東京理科大学理工学部建築学科(建築意匠専攻)卒業後、博報堂入社。空間開発チームに所属し、企業空間・店舗ブランディング、商品開発、プロダクトデザイン、体験コミュニケーションクリエイティブ業務に従事。2007年空間ブランディングを実行する社内組織、「博報堂エクスペリエンスデザイン」を発足。 2009年ミラノサローネサテリテ参加。2011年金沢美術工芸大学非常勤講師。 2012年博報堂史上初めて、広告制作職外からクリエイティブディレクターに当時現職最年少で就任。 2013年博報堂を退職し、空間クリエイティブ・デザインファーム、アーキセプトシティ設立。2013年4月より博報堂最年少フェロー。表参道布団店 チーフクリエイティブオフィサー。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
室井/淳司
アーキセプトシティ代表/クリエイティブディレクター/一級建築士。1975年生まれ。2000年東京理科大学卒業後、博報堂入社。空間開発チームに所属し、企業ブランディング、空間・店舗開発、デザインコンサルティング、体験コミュニケーションクリエイティブ業務に従事。2007年空間ブランディングを実行する社内組織、「博報堂エクスペリエンスデザイン」を発足。2009年ミラノサローネサテリテ参加。2011年金沢美術工芸大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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