著者:高口 大樹
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地域の過疎化・高齢化による担い手の減少。
天候や収穫量、キズのあるなしによって、簡単に値段が上下する状況。
値段のつかなかった作物は、穴に投げ込んで廃棄。
さらには輸入作物が入ってくることによる、市場価格下落の懸念。
「安値にしなければ、作物が売れない……」
本書に出てくる沖縄の農家さんも、そんな農業の状況に、不安感をもっていた一人です。
最近国内利用者が1億人を突破したというインターネット。
ネット通販市場は日に日に拡大し、配送業者に危機感を与えるほど。
インターネットで自分の農作物を売ってみたい!
でも、メールも、タイピングも、まったく自信がない……。
自分にできるだろうか。商品がちゃんと売れるだろうか……。
そんな農家さんが、自分のホームページを作成し、販売を始めてみたところ、なんと注文が殺到!
売切続出で、全国からも喜びの声が続々。
「こ、こんなに注文が入るとは、思っていなかったものだから……」
思わずそうこぼすほど、農家さんを驚かせたインターネット販売の世界を、読みやすい物語形式でご案内します。
・お金の心配をせず、楽しく自由に農業をしたい!
・10年後も安心して農業を続けられる仕組みを作りたい。
・販路開拓の方法を身につけて、地域に貢献できるようになりたい。
そんなあなたも、本書を読めば、新しい農業経営の世界への一歩を踏み出せるようになります。
◇目次◇
【第1部】
メールもタイピングも苦手だった小さな農家さんが、農園の規模を変えずにネット販売準備開始から100日で売上を2倍にした物語
0日:ネット販売を始めるまで
⇒安値じゃないとマンゴーが売れなかった
10日:ホームページ作成開始
⇒デザインや文章、ネットの知識……難しいことはどう解決する?
40日:各種手続き
⇒「やろう」と決めたら決して大変ではない?
60日:ネット販売スタート
⇒販売直後、マンゴーが売切れ。一体なぜ……?
70日:反響続々、まさかの展開
⇒商品が売り切れるだけじゃなかった。思わぬ電話、メールが……。
80日:自然検索でも注文が
⇒お金のかかる広告を一切使わず、検索で注文を獲得。
90日:収穫・発送作業開始
⇒マンゴーを食べたお客様から喜びの声が続々。
100日:売上前年比2倍到達
⇒売上を2倍にした新しいビジネスモデルとは?
【第2部】
あなたの野菜や果物が全国のお客様に届く「インターネット販売」とは?
1 農家さんの強力な販路となるネット販売
(1)市場規模13兆円越え、今まさに拡大を続ける「ネット販売」の市場
(2)野菜や果物が安く買われてしまうのは「完全販売代行」という仕組みに乗っているから
(3)誰かが何とかしてくれるのを待つか、自分で売る力を身につけるか
(4)値段を2倍に引き上げても売れてしまう「インターネット」×「直売」の構造
2 たった100日間で得られるものが、一生続く仕組み
(1)ネット販売は都合のいい「魔法」ではない
(2)「やる人」と「やらない人」の間にできる決定的な差
(3)お金もうけのためじゃなく、お金を気にせず、家族と大好きな農業や田舎暮らしを楽しめるようになるための方法
3 それでも慎重な人のための、とっておきの始め方
(1)ネットショップは元手ゼロで、1時間あれば完成する
(2)投資する前に、販売する場所の特徴をつかんでおく
(3)「顧客のリスト」という、何よりも重要な資産を作る
(4)最も長期的な利益を生む仕組みとなる、ホームページ
(5)やみくもに努力してはいけない
(6)【ネット販売Q&A集】販路を大幅転換するのではなく、一つだけ増やしてみる
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