著者:武藤 洋一
ページ数:29

¥1,250¥0

 このたびは、「マンスリーワンナイトシストレ 日経225オプション 市場開設来28年勝率98.6%ロジックの全貌」(kindle版電子書籍)にご関心を賜り、ありがとうございます。(同内容・同書名のペーパーバック版=紙ベースの印刷本も並行販売中です。その他リリースしているコンテンツ等については、https://sakiopsystr.wixsite.com/main をご笑覧ください)
 マンスリーワンナイトシストレとは、日経225オプションを、文字どおり、マンスリー(月次、毎月、月1回)+ワンナイト(一晩、一夜限り)で取引するシステムトレードです。
 実はこれ、オプションの世界では昔から「少額でよければ手堅く稼げる投資法」として知られており、オプションをトレードしておられる方なら、似たような名称・コンセプトのものを「必勝法」とまではいかないものの、裏技・小技的なトレード手法として、どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか? だとすれば、手法の内容は、だいだいお察しの類のもの、ということになると思います。
 各月のある特定の日において、大引けでオプションをトレードし、ポジションを建て、翌朝まで一晩、寝かせる、というスタイルです。トレードして保有するポジションは、本編システムの場合は2枚というのが原則ですが、その月の条件によっては1枚だけのこともあれば、稀に0枚つまりトレードしない月というのも発生します。
 大引けの発注は、リアルタイムに板を見て、どの銘柄を発注するか(又はエントリーしないか)、売買ルールに基づいて決めることになります。ですから、本編システムは、大引け前の15時10分前に数分程度以上のネットアクセス、発注の時間がとれる方でないと実運用できません。お勤めなどで、その時間帯にトレードするのが難しい方は、「特定日」が予めカレンダーを見れば分かるようになっていますので、月に1回、その日だけ、午後に休暇をとるとかして、対応していただくほかありません。くれぐれも勤務時間中にトレードすることのないようご注意ください(笑)。
 さて、本編シストレのポジションの取り方は、先に述べましたとおり、特段、目新しいものではありません。それなら何故、今回わざわざ電子書籍とはいえ本にして新たに世に送り出そうとしているのか? といいますと、その内容が、筆者の検・探索した限り過去に類例を見ない特長として、①わが国の日経平均オプションの取引が始まった1989年6月にさかのぼる28年分のバックテストを行って、②売買する銘柄(プット・コールの別、限月、権利行使価格)及び方向(売るのか買うのか)をシステムトレードの機械的なルールとして定式化するとともに、③バックテスト結果のデータを公開する、ことを含んでおり、これによって、昔から伝説的に語り継がれているこの手法が、本当に手堅いのか、長期間にわたって安定的に稼げるのか、稼げるとしたらどれぐらい稼げるのか、客観的に明らかにする意義がある、と考えたからです。
 今回、本書では、パフォーマンス(累積損益曲線)が表紙のグラフのようになる売買ルールをご紹介します。本書のタイトルに掲げているとおり、過去の勝率98.6%となります。オプション市場開設来直近まで12か月×28年=336か月あるうち、310か月でエントリー(トレード)を行って計504枚のオプションを売買し、翌朝までポジションを寝かせております。その結果、497勝7敗、勝率98.6%、総利益額229万円、総損失額37万円、差し引きの最終利益は191万円、PF(プロフィットファクタ=総利益額/総損失額)は6.10、となります。ドローダウン(運用開始来累計損益額の最高値からの一時的な後退)は最大幅が15万円、最長日数が365日となってます。日数は取引日ベースではなく暦日ベースなので、皮膚感覚的にはちょうど1年ということになります。表紙の累計損益曲線(いわゆる資産カーブ)を見ていただければ、文字通り「少額でよければ手堅く稼げる」手法と言えるのではないでしょうか。
 そして、ここで強調しておきたいのは、これらの数字が、証券会社に支払う税込み売買手数料を考慮(控除)した上での数字だ、ということです。よく、シストレの成績をみるとき、数字的には優秀だが、手数料を度外視(考慮せず)しており、実運用してみると、手数料がかさんでなかなか利益がでない、ということがありますが、本編トレードシステムについては、手数料考慮後の手取り益で計算していますので、そういった心配は無用です。手数料については、現時点(2017年6月下旬)において、筆者が調べた範囲でオプションの取引手数料が最も安かったネット証券某社のものを過去にさかのぼって適用し、計算しておりますが、具体的な証券会社名については、本編の中で公開しております。
 最後に、本書の内容構成を説明します。本書の内容は、具体的な売買ルールの説明(どの限月、権利行使価格のコール/プットを、どのような手順で、売るのか買うのか)、売買ルールに基づいて売買したと仮定した場合のバックテスト結果及び売買履歴(売買した年月日、オプションの銘柄、売買の別、エントリー価格、決済価格及び税込売買手数料控除後の損益の一覧)及びその他参考となる事項、となっております。
 「その他参考となる事項」といいますのは、例えば、「勝率は98%もなくていい、60%とか70%とかでいいので、もっと利益の絶対額が大きくなるような売買ルールはできないのか?」といった当然の疑問、ニーズにお答えできる参考情報です。
 実際、バックテスト結果によると、同じ売買ルールで、エントリーする権利行使価格を変えることにより、勝率、PF、ドローダウンは悪化するものの、最終利益の絶対額が最大で3倍以上にまで向上することが分かっています。
 どのような投資でも、ローリスクしかとれなければローリターンしかとれず、ハイリターンをとりたかったらハイリスクをとらなければなりませんが、それは、このマンスリーワンナイトシストレも同じです。どれぐらいのリスクを覚悟しておけばどれぐらいまでリターンが期待できることになるのか、そのあたりについても参考情報を盛り込んでおります。
 本書の内容紹介は、以上です。これ以上長く書くと、本編本文より長くなってしまいます(笑)。ご興味をひくようでしたら、ご購入いただければ幸いです。最後までお目通しいただき、ありがとうございました。

  なお、バックテストの具体的な手法については、その後リリースしました近著「Excelで究める日経225オプションのシステムトレード術」を御笑覧ください。

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