著者:四児の父・あべっかん
ページ数:135

¥250¥0

●内容紹介
四児の父でもあるあべっかんさんが、自分の子どもに「自分で考える力」を身に着けさせてきた方法を紹介した本です。

今後、プログラミング教育が導入されるなど、教育には様々な変化が出てきます。
そんな時代に必要とされる力を身に着けさせるための教育のヒントがきっとこの本の中にあるはずです。

読んだ後は是非、週末パパ講座を開催してみてくださいね。

●本書をおすすめしたい方
・小学校以下の子どもがいる方
・子どもが勉強嫌いで困っている方
・子どもに自分で考える力を身に着けさせたい方
など、子育て世代のすべての方におすすめです。

●目次
序章 はじめに~この本で伝えたいこと~

第一章 これからの社会は変わっていきそうだ
・大学入試テストが改革される
・プログラミング教育が導入される
・一家に一台、ドラえもんみたいなロボットがいる時代に
・ロボットと結婚する人が現れるかも
・シンギュラリティはやってくるのか?
・未来を不安に思うことはない。未来にワクワクしよう!

第二章 【方法一】 教わったことを「自分ごと」にしよう(理論編)
・聞いただけのことはすぐに忘れてしまう
・習ったことを家庭で実験してみよう

第三章 【方法一】教わったことを「自分ごと」にしよう(実践編)
・春分の日や秋分の日は天体のお勉強を
  覚えるためには反復が必要
・日食と月食も実験しよう
・電子ブロックでいろいろな回路を作ってみよう
  四つ美も挑戦
  いろいろな回路が作れるぞ
・家電が壊れたら分解してみよう
  巻き取りコードの仕組み
  機械の中を子どもに見せよう
・自分で振り子の実験をやるなんてエラいっ!
  実験結果から考えてみよう
・実験を始めやすいように環境を整えておこう
・パズル道場で図形問題に強くしよう
・パズルを自分で作らせてみよう
  ナンバーリンクの作り方
  自分でパズルを作ってみると面白い
・1+2×3=7、先を読んで考えるクセをつけさせよう

(番外編)カラーボールは当たるのか? 銀行強盗しないと分からない?

第四章 【方法二】 ユニークな方法で楽しく学ばせる(理論編)
・地図育で「自分で考える力」をつけよう
・地図育アドバイザーの熱い思い
  オリエンテーリングは実は過酷なスポーツ
  地図育のメリットとは「自分で考える力」「考動力」がつくこと
  失敗から学び、成功体験から自己肯定感が得られる
  地図育は大学入試改革後の入試にも役立つ
  地図育とプログラミング教育
  これからの地図育はワークショップと歴史や文化の学習に取り組む
・ロボット教室で楽しく学ぼう
  レゴブロックで動くロボットが作れるなんて!
  小学生でもプログラミングできるアプリがある

第五章 【方法二】ユニークな方法で楽しく学ばせる(実践編)
・地図育オリエンテーリング体験記
  オリエンテーリングに出発
  ここらへんのはずなのに
  遭難からの奇跡の生還(?)
・ロボット親子合宿体験記
  だんだんパパの方がムキになってくる
  ロボットオリンピック大会本番
  親子合宿は楽しいもの

第六章 【方法三】 パパが「楽しく学ぶ」姿を見せる(理論編)
・子どものために尽くすことはいいことではない
・親が自分の人生を楽しむ姿を見せよう
・エクセルプログラミングの入門書
・入門書は子どもでも理解できるのか?
・入門書の作者が語るプログラミングの注意点

第七章 【方法三】パパが「楽しく学ぶ」姿を見せる(実践編
・エクセルのプログラミングで初めて自分だけで考えた仕事ができた
・円の中に四角はいくつ入る?考えて作るプログラムはパズルみたいで面白い
・少年野球のスコアブックをプログラミングすれば子どもに喜ばれる
・事務処理をエクセルのプログラミングで効率化すればどや顔ができる
・仕様書とプログラムを連携させたのが最大の功績
・複雑なゲームまでエクセルで作ってしまうなんて
・だからエクセルのプログラミングは面白い

終章 おわりに

●はじめにより抜粋
近頃の子どもは恵まれています。
小学校では先生が男の子の名前も「さん」づけで呼んでいます。
体罰なんてありえません。
学校で嫌なことがあったら、親を通して先生にクレームを言ってもらえばいいのです。

運動会や授業参観など学校行事には親が必ず来てくれます。
休日の少年野球や少年サッカーの練習や試合にも、親が手伝いや応援をしに来てくれます。
どこかに行きたいときは、パパやママに頼めば車で送ってもらえます。
今の子どもは恵まれています。
いい待遇です。

けれども、今の子どもたちは自分の未来に対してあまり夢や希望を持っていないように思えます。
未来に希望を持っていないと、早く大人になりたいとは思わなくなります。
子どものままでいたほうが待遇がいいのですから。
恵まれているはずなのに、なぜ未来に希望を持てないのでしょうか?

(中略)

「あべっかん」って何者だ?
私、あべっかんには二人の息子とその下に二人の娘がいます。
この本では分かりやすいように上から、太郎、二郎、三奈、四つ美、と呼ぶことにします。
この本を書いている現時点では、ちょうど大学生、高校生、中学生、小学生が一人ずつということになります。
ですから、私にはいろいろな学校の情報が入ってきます。

私は四人の子どもたちを育ててきた過程を「家庭教育で賢い子を育てるイクメンパパの子育て術」というブログに五年以上書いてきました。
子どもを教育しながら、ブログを書きながら考えたことをこの本に書きたいと思います。

また、私は五年前からITエンジニア向けのアットマークITというサイトに毎週「IT技術を日常生活に活かそう」というコラムを書いています。

そこから始まってIT系のサイト、子育てサイト、女性向けのサイトにまで記事を書くようになりました。
電子書籍もこれまでに三冊ほど出しています。

このようにいろいろなことをやっていますが、私の本職は普通の(あるいは少し変わっている?)サラリーマンです。
初めは電機メーカーで働いていましたが、エクセルのプログラミングを自分で覚えてプログラムを作っているうちに、IT系の仕事がしたくなって転職しました。
そしてIT系の会社でシステムエンジニアとして働いています。

学校の先生でもなく、教育評論家でもない普通の(あるいは多少変わっている?)サラリーマンの私が、普通の(あるいはかなり変わっている?)パパという立場で、普通のパパでもできる三つの方法を書いてみます。
普通のサラリーマンのパパが休日だけでもできるようなことなので、「週末パパ講座」と呼んでみました。
難しいことは書きませんので気楽に読んでみてください。

そして、週末パパ講座のようなことを多くのパパやママがやってくれたらいいな、と願っています。

●編集スタッフコメント
小学生、中学生、高校生、大学生の4人の子どもを育てているあべっかんさんだからこそ書けた面白い1冊です。
こんなお父さんがいたら楽しみながら頭よくなるだろうな、と率直にそう思いました。
本書を読んで週末パパ講座、子どものために是非開催してあげてください。

●著者 あべっかん プロフィール
ITエンジニアでコラムニスト。
IT系の会社で主にソフトウェアのテスト関連の仕事をしている。
ITエンジニア向けサイト『アットマークIT』で「IT技術を日常生活で活かそう!」のコラムを五年以上書き続けている。
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/abekkan/他、育児系サイト、IT系サイト、女性向けサイト にも記事を執筆してきた。

自身のブログ『家庭教育で賢い子を育てるイクメンパパの子育て術』(http://abekkan.com/)では、四人の子どもたちへの教育をテーマにした記事を執筆している。
上智大学理工学部卒業。

保有資格
・VBAエキスパート(エクセルVBA スタンダード)
・プロジェクトマネジメントコーディネーター
・情報処理技術者 プロジェクトマネージャー/テクニカルエンジニア(ネットワーク)
・JSTQB認定テスト技術者 Foundation Level

著書
・『イクメンから教育パパにキャリアアップする方法―小学生のパパ編』(金風舎/2015年11月)https://www.amazon.co.jp/dp/B0187T2JFE
・『イクメンから教育パパにキャリアアップする方法―中学生のパパ編』(金風舎/2016年1月)https://www.amazon.co.jp/dp/B01AX9VXL2
・『忙しいSEも『育児ナシ』を卒業!:教えてクンにさせない子育て Kindle版』(2014年6月)https://www.amazon.co.jp/dp/B00KUOSEJA

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