著者:鬼頭仁三郎
ページ数:270

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 ケインズ『貨幣論』の 訳者であり、初期のケインズ研究を代表し、ケインズその人とも交流のあった鬼頭仁三郎による、一般向けのケインズ経済学入門講義。『雇用、利子および貨幣の一般理論』の刊行から十年後の1946年に、戦後の経済混乱、インフレ、預金封鎖などを背景に、『一般理論』の衝撃が生々しく語られる。
 編集に際しては、古い言い回しを現代風に改め、現代人にとってわかりやすく、新刊の経済書のように読みやすい文体に書き改めた。

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