著者:齋藤 真行
ページ数:57

¥450¥0

「スピリチュアル」

「オカルト」

「新興宗教」

「占い」

「超常現象」

こういった世界では、「心霊」について多様な形で絶えることなく本が出版され、動画が放映され、テレビ番組が組まれ、情報が流れています。

「背後霊」「先祖霊」「動物霊」「地縛霊」「守護霊」・・・について様々なことが主張され、「除霊」や「霊視」を行う「霊能者」がもてはやされています。

「あれは偽物か? ショーなのか? それとも、いくらかでも本当のことが含まれているのか?」とだれもが素朴に疑問に思います。

一方、キリスト教会でも「悪霊」といった心霊的存在の理解については「グレー」な領域であり、立場は大きく分かれています。

良識のあるキリスト者であっても、「こういった分野については正直、どう考えたらいいのか、よくわからない」というところが多くの方々の考えでしょう。

著者自身も、「いかがわしいし、よくわからない」といったところから研究をはじめ、数年間複数の分野を研究し、経験も重ねたうえで本書を執筆しました。

本書は、「心霊」という存在について、「心理学的観点」「社会学的観点」「言語学的観点」「歴史学的観点」「量子力学的観点」といった多様な方面からのアプローチで、心霊現象の本質を理解することを試みます。

こうして、心霊的存在を単なる「オカルト」分野でのみ考えるのではなく、額面通りに受け止めるのでもなく、多面的に理解して「バランスと良識と健全さ」を備えた認識を探求します。

その後、これをキリスト教会として信仰的にどう理解し、どう実践のなかに取り入れ、使命を推し進めるのかについて考察します。

その際、議論になりがちな「エクソシズム」や「霊的地図」についても考察します。

本書は基本的にキリスト者に向けたものですが、そうでない方にお読み頂いても、十分に理解できる分野からのアプローチを行っていますので、関心のある方はご参考にしてください。

心霊的存在の理解ということにおいて、ごくエッセンスのみをまとめたものですが、こういった分野の「いかがわしさ」や「疑わしさ」、「意味不明さ」、「わけのわからなさ」によって悩まされ、健全な道を求めている方々のお役に立てますなら、幸いに存じます。

本書の目次

第一章心霊現象をどう理解するか

1 心理学的観点から

2 社会学的観点から

3 脳科学的観点から

4 言語学的観点から

5 歴史学的観点から

6 量子力学的観点から

第二章 心霊現象とキリスト教

1 「悪霊」の神学的理解

2 「悪霊」からの解放としてのキリスト教信仰

3 「エクソシズム」の是非

4 「霊的地図」の是非

5 「悪霊」との客観的戦闘としての「伝道」

6 「悪霊」との主観的戦闘としての「祈祷」

終わりに 我等の勝利は確定している

※本書は30,000字程度のコンテンツです。

著者: 齋藤 真行(さいとう まいく)
東京神学大学大学院修士課程修了
日本キリスト教団 別府不老町教会 牧師
キリスト教書を多数、アマゾンから出版中。

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