著者:柳沢健
ページ数:147

¥290¥0

 大正・昭和前期の詩人・ジャーナリストであり、外交官でもあった柳沢健が、1920年から21年にかけてのパリ滞在中に観た、ロシア・バレエ団(バレエ・リュス)を中心とする当時の先端的な音楽と芸術。ストラヴィンスキー音楽の『春の祭典』、『ペトルーシュカ』、エリック・サティ音楽、ピカソ舞台・衣装デザインによるキュビスム・バレエ『パラード』、リムスキー・コルサコフ音楽『シェヘラザード』、モーリス・ラヴェルの喜歌劇『スペインの時間』など。先端的な芸術にじかに触れた当時の日本人の感動が伝わる生々しい記録である。また、作曲家で音楽評論家である小松耕輔が、1920年代を中心に同時代の音楽家として二十世紀前半の作曲家たちを紹介する『現代の作曲家たち』を併載して、二十世紀前半の音楽状況が生に伝わる一冊とした。

シリーズ一覧

  • 同シリーズの電子書籍はありませんでした。

 

  Kindle Unlimitedは、現在30日間無料体験キャンペーンを行っています!

この期間中は料金が980円→0円となるため、この記事で紹介している電子書籍は、すべてこのKindle Unlimited無料体験で読むことが可能です。

Kindle Unlimited 無料体験に登録する