著者:髙木明啓
ページ数:816

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クラシック音楽に興味を持ち、これから沢山の名曲に触れてみたいと思っている人たちの役に立つことを願って、本書を書いた。400年余もの間に蓄積された膨大なクラシック音楽作品の「森」の中から、宝物を見つけ出すお手伝いをしようと思う。古今東西のクラシック音楽から「名曲」であると私が考える501曲を選び、各曲の概要を簡単に紹介する。そのうえで、夫々の作品の「名演」として自信を持って推薦できるCDをひとつ挙げ、何故それが素晴らしい演奏であるのかも、簡単に解説する。従って、クラシック音楽の「森」にはどんな魅力を持った名曲があり、その名演のひとつがどんなCDであるかを、読者は簡単に知ることが出来る。

500余もの作品を選んだのは、そのくらいの数になると、誰が選んでも7-8割は同じ作品が「名曲」として選ばれるという、かなりの客観性が担保出来るからである。「名盤」の選択は遥かに主観に基づいた判断になるので、唯一絶対的な「名盤」というものは存在しないが、本書で挙げた「名盤」は、私が実際に聴いて「推薦に値する」と判断したものばかりである。たとえそれが、レコード芸術社「名曲名盤500」において、ランキングの対象にさえなってないCDであっても、自信を持って推薦できるものである。更に、その選択においては、同じオーディオ・システムで評価した録音のレベルも考慮してある。従って、本書で推薦した「名盤」は全て、演奏が素晴らしいだけではなく、録音も水準以上である(多くは、「優秀」と言える)と考えてもらって差し支えない。馴染みのない作品を、優れた演奏と音質で初体験することは、あなたが思っている以上に大切なことである。

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