著者:ハースト婦人画報社 (著, 編集)
ページ数:484

¥1,100¥0

●日本人として、正しく知りたい日本文化の本流「いざ、日本の名料亭へ」●
驚くほどに、料亭はレストランとはまるで異なる存在です。そして、日本の美を思う意識が凝縮された空間です。
ただ食事をいただくだけの場ではありません。招かれた人がしつらいや舞台での芸を愛で、
日本ならではの記憶に残る時間を人とともにする空間です。
ときとして、壮大な数とスケールで宴が繰り広げられることも、日本の料亭の大きな特徴です。
多くの歴史と経験の蓄積と、多くの人の手によって築き上げられるもてなしの場なのです。
完璧な料亭には、完璧な女性たちがいるものです。
料亭のもてなしは、家庭のもてなしの延長にあり、その中心には今も昔も女性がいます。

●桜の宿・桜の湯へ●
今年はどこでお花見しますか?ゆっくりと北上する桜前線が日本列島を桜色に染めています。
今年も花の季節が巡ってきました。開花のニュースを耳にしたら気もそぞろ。
さあ、今年はどこでお花見をしますか。
この時季の最も贅沢な時間の過ごし方のひとつは、やっぱり「桜の宿」に泊まること。
花に囲まれ、料理を味わいお湯に浸かる。そんな極上のひとときを約束してくれる宿とお湯を紹介します。

●中村勘九郎×中村七之助「父を超える日」●
二十六年前、ぱかりと割れた桃から飛び出た二人は五歳と三歳。それはそれは小さな歌舞伎俳優の誕生だった。
けれど彼らのことはすでに日本中が知っていた。二人の祖父は人間国宝。そして父は今をときめく人気役者。
彼らが歩み出した道のりは華やかで堅固。祝福されたその道をゆったりと進んで行くのだと思った。
けれど、彼らは小石につまずきながらも駆け始めた。なぜなら、ずっと先を行く父が猛スピードで走っていたから。
しかし、追いかけていたその背中がふいに消えた。どうする——。
永遠に追いつくことのできなくなったその背中は今、彼らにどう見えているのだろう。

●人気割烹店に教わる「春野菜の、和サラダレシピ」●
野菜を浸したり、和えたり、魚介と合わせたり、じつは日本料理はサラダの宝庫。
合わせ酢や野菜のすりおろしを加えれば幾通りものドレッシングが生まれ、サラダのバリエーションも広がります。
彩り鮮やかな春野菜が店頭に並ぶ季節、人気割烹店の若手主人に、
日本料理のひと技を効かせた、「和サラダ」のレシピを教わりました。

●”どこで切ったの?”といわれる髪形に!実践編●
「あの人が髪をカットしているサロンに行ってみたい!」「続けていたヘアスタイルを変えたくなった」など、
昨年のヘア特集に、驚くほど多くの反響が寄せられました。と同時に、こんな質問もいただいたのです。
「実際問題、どんな髪形にすれば人に褒められる?」そこでもう一度、根本から考えてみました。
〝どこで切ったの?〟といわれる髪形には、どのような共通点があるのかを。
〝現役感のある髪〟って? 髪の〝表情〟ってなに?前回の特集で得たヒントを、さらに具体的に解説していきます。
たった1年で顔も雰囲気も変わってしまう世代ですから、去年と同じスタイルにはしてはいられないはず。
だから、髪を切りましょう。髪形を変えましょう!

●特別対談 梅原 猛さん×梅若玄祥さん「世阿弥は何者か」●
今年2013年は、能を大成した世阿弥生誕650周年。
それを記念して、近年世阿弥研究を深めている梅原 猛さんが世阿弥を主人公に新作能を手掛けています。
世阿弥を演じるのは当代一の能楽師・梅若玄祥さん。お二人の立場から見えてくる能の未来とは?
そしてに包まれた世阿弥という人物とは?梅原さんが解き明かした世阿弥の出自にも触れながら、
能の奥深い魅力が語り尽くされました。

●おしゃれを進化させる春のベーシック●
いつでも、どこでも品よく、自分らしく際立てる装いをまとって輝き続ける——そのために必要なのは、
毎日のおしゃれの土台となるベーシックアイテムをきちんと見直し、的確に更新、進化させていくことなのです。

●重ね着けで定番ジュエリーをもっと素敵に●
42センチの一連パールネックレスやマリッジリング・・・・・・重ねてきた人生のなかで、
自然と定番となったジュエリーがあります。
そんな宝石箱に入れてあるジュエリーがこれまでにない表情を生み出す、 新しいレイヤード術をご提案します。

●アール・ヌーヴォーの旗手の心の故郷「プラハ、ミュシャの光と影」●
サラ・ベルナールのポスター制作で一躍、19世紀末に時代の寵児に躍り出たアルフォンス・ミュシャ。
華やかなりしパリでの活躍の一方で、彼の内部では生まれ故郷のチェコ、
そして自らのルーツであるスラヴ民族への畏敬の念が募っていきました。
やがてその思いは、自身の作品へも投影されます。彼が晩年を過ごした故国のプラハ。
中世の面影が残る街には、アール・ヌーヴォー様式とは一線を画したミュシャの絵画や
建築デザインなどが現在も美しく、強く、その存在をとどめています。

●季節連載第5回「家元が、ともだちとお茶をのむ」茶室の外へ——●
裏千家16代家元・坐忘斎 千 宗室さん×京舞井上流 5世家元・井上八千代さん
春うらら、お家元も茶室の外へ。清水寺が望める絶景の茶屋でお花見ですか?
いえいえここは、京都・祇園甲部の歌舞練場、春の風物詩として世界に名高い 「都をどり」の舞台上。
なにを隠そう、さかのぼること141年前、裏千家は、「都をどり」と深い縁で結ばれた。
そんな話をいたしましょうか。お相手は、「都をどり」の総監督京舞井上流5世の井上八千代さんです。

●特別付録:有田 源右衛門窯謹製「おひざ掛け&ポケットタオル」●
有田に残る名窯のひとつ「源右衛門窯」に伝わる文様をアレンジした、
会食の際重宝するアイテムです。春の外出には欠かすことのできない、愛らしい品をぜひお手元に。

●別冊付録:決定版!お取り寄せバイブル決定版!お取り寄せバイブル+ちょっとした返礼ギフト20●
取り寄せてみんなで食べたい、大切な方におすそ分けしたい、そんな旬の美味を紹介する
「婦人画報のおかいもの」は、2010年にスタートして、はや3年。
インターネットを探れば、日本各地のおいしいものが紹介され、ワンクリックで手軽に購入できる現在、
誌面とウェブを使い、宅配便で気軽に購入いただけるよう、サービスも充実させてきました。
この間、四季折々に、編集部がセレクトしてきた”おいしいものリスト”は徐々に厚みを増し、その数は約1000点。
そこには、ロングセラーとなった、間違いのない味、人気をさらっていった話題の味のほか、
多彩な商品群が並んでいます。取り寄せに詳しい”達人”を取材し、生産者や加工の現場を訪ね、
相談し、編み出したアイテムは、いずれも編集部の自信作ばかり。
そのなかから80数点に選りぬいた最新リストを作りました。
名づけて「お取り寄せバイブル 決定版」。スウィーツ、お惣菜、調味料と飲料、野菜と果物といったカテゴリー別に
分かりやすく整理し、まとめ、また、御祝のお返しの品選びに頭を悩ませている方々に向けて、
あらたに「返礼ギフト」を新設。グルメだけでなく、暮らしを彩る生活雑貨も紹介します。
一冊丸ごと、さまざまなシーンにご活用ください。

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