著者:甲斐武
ページ数:110

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「はじめに」の部分から内容紹介です。

「株式投資羅針盤の2018年8月版」です。

個人投資家の銘柄発掘のお手伝いのための本としてほほ毎月初めに出版しています。
この「2018年8月版」は7月31日(火曜日)までのマーケットを見て書き始めましたが、出版までに新しいニュースが出てくればできるだけ反映させるようにしました。

この本では中長期的な視点で銘柄を選んでいます。
掲載銘柄であっても株価がすぐに値上がりするというものばかりではありませんのであらかじめご了承ください。

中・長期保有ということで掲載してきた銘柄の中からは大幅上昇銘柄も出てきました。
日本M&Aセンター(2127)やエス・エム・エス(2175)、エムスリー(2413)など継続掲載銘柄は長期的に大幅上昇しています。
17年以降何度も掲載してきたマークラインズ(3901)、ユーザベース(3966)、弁護士ドットコム(6027)も1年足らずで株価は2倍以上に値上がりしてきました。

長期投資の視点では、エス・エム・エスや日本M&Aセンターは6年で株価が20倍以上、エムスリーも8年で20倍近い上昇となっており、今後もさらに株価上昇期待の銘柄です。

これらの企業は「これまで勝ち抜いてきたし、これからも勝ち抜き続ける企業」といえます。

「成長株」であっても何の波乱もなく一直線で株価が上昇していくことはほとんどありません。
短期的な株式需給要因や市場全体の変動に左右されて動くことは常にあります。
そういうなかでも独自のビジネスモデルで成長を続ける企業の株価は基本的に右肩上がりを続ける傾向が強いのです。
そういう銘柄の押し目局面は絶好の投資タイミングであると考えます。

この本では良いものは良いということを重視して、できるだけ短期指向に陥らないような銘柄選定を心掛けています。
もともと中・長期指向ということで、「NISA」の参考銘柄としても最適と考えています。

なお、今回も特別寄稿文を掲載、掲載銘柄数は一般的な銘柄とは別に特別加算銘柄も合わせて合計47銘柄を掲載しました。
ご参考となれば幸いです。

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