著者:マーティン・ファクラー
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知日家米国人がタブー抜きに語る
日本人が気づかない新時代の病巣
東京新聞記者・望月衣塑子氏推薦!

「失われた30年」ばかりか、移民国家化、一強政治、米中新冷戦といった新たな難題・課題が待ち受ける日本。
メディアはその国を現す鏡であり、そのあり方がそのまま国の状況を示す。
日本滞在歴20年の著者が絶えず言い続けているのが、
権力からの圧力に屈する日本のメディアという不思議な存在だ。
「本当のこと」が伝えられない構造は、新時代に持ち越される諸問題の根源に潜んでいる。
元ニューヨーク・タイムズ東京支局長がタブー抜きで大問題に迫り、ポスト平成への提言までも行う。

●目次
はじめに──日本人が気づかないポスト平成の病巣
序章 「失われた30年」とは何だったのか──日本滞在歴20年の私が振り返る国難の萌芽
 今の中国のような存在だった平成初期の日本
 アメリカに「NO」と言う日本
 「日本も普通の国だった」という衝撃──阪神・淡路大震災とオウム真理教事件
第1章 「一強政治」が継続する日本の現実
 ホリエモン逮捕を彷彿とさせるゴーン会長逮捕
 既得権益確保に協力する東京地検特捜部
 「歴史に触れず、経済に集中」で長期安定を実現した安倍政権
 クリントンを教訓にしたアベノミクス
 世界が不安定なのと裏腹に「穏やかで安定」な安倍政権
第2章 超二極化が進む日本の生き残る道
 アベノミクスで得をする0.16%の超富裕層
 平成最後の10年間で二極化が進んだ日本
 借金1000兆円の「日本病」
 なぜ日本経済は破綻しないのか
第3章 米中新冷戦で翻弄される日本の外交
 F-35戦闘機を1兆円分買おうとする日本
 ガダルカナル戦日本兵と「零戦最後のパイロット」が語った平和
 戦前のアメリカは「世界の警察官」ではなかったという事実
 「在日米軍撤収」は決して的外れではない
第4章 ジャーナリズムが欠落している日本の大問題
 新聞を読まなくなった日本人
 「東京から見る福島」と「福島で見る福島」はまるで違う
 福島を「終わった問題」にした政府とメディアの責任
第5章 世界がモデルとする課題先進国・日本
 世界ランキング第42位でしかない東京大学
 日本語で授業をやっている限り留学生は来てくれない
 盤石である半面、既得権益を守り続ける官僚制度の功罪
 孫正義や三木谷浩史に続く日本の開拓者への期待
おわりに──黒船ペリー、マッカーサーに続く「第三の変革」
など

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