著者:辻道 信行
ページ数:60

¥480¥0

ITエンジニアになるための勉強法を書いてみました。当初は「RailsとAngularをマスターして、ITエンジニアになろう」みたいな企画を立てていましたが、ふと自分が全くゼロからプログラミングを勉強し始めていた頃を思い出しました。最初はphpの入門から、C#が途中で嫌になって、perlからrubyと遍歴して来ました。perlはmovable typeが当時流行っていたからです。その後wordpressに座を追われたのを見て、何か虚しく感じて、当時頭角を現していたrails2をものにすべくrubyを始めたのでした。
そんな過去を思い返しながら、ITエンジニアになるのに必要なことは何だろう、ある言語やフレームワークを知る事だろうか?
WEB業界は日進月歩だし、バージョンもすぐ変わるので常に勉強し続けなければならない。そうだ! 勉強し続けられる体質になることがITエンジニアになるために一番必要なことではないだろうか。
そう思って企画内容を変えました。
この本では「2000時間一人プログラミング駅伝」を提案しています。技術的な話は殆どなく。2000時間、プログラミングの勉強を続けられる体質に貴方を変える方法を説明しています。中心となる技法はPDCAです。
理論的なエッセンスは次の様です。
「行動すれば、そのことによって行動の対象に対する心的抵抗が減り、行動し続けると抵抗が0にまでなる」
つまり「小さな行動を(つまり楽にできる範囲のこと)、数多く繰り返すと段々大きなことができるようになる」
しかも行動と内容を管理し続け、最終目標に合うようにさせる。
これをPDCAサイクルで行う。少しずつ変わって行く貴方が本来の貴方だと自分自身に思い込ませることで、貴方の体質を変えるのです。

私自身が作ったPDCAのWEBサービスを用いて、それを楽に実現可能にします。
この本は、プログラミング未経験者を主な対象としていますが、すでにIT業界にお勤めで、一層能力を磨きたい人、派遣SI系企業で働いて技能の幅が狭いと感じ、転職したいと思っている人にもお奨めです。また将来的に独立を考えている人には、能力開発を不断に継続することが必須になりますので、是非参考にして頂きたいと思います。

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もくじ

ITエンジニアになるためのPDCA
まえがき
もくじ
第1章 プログラミングマスターへの道
  時間を目標にする
  時間数と達成レベル
  能力レベルと待遇
  上級レベルを目指す理由
  初心者レベル
  中級レベル
  上級レベル
  どうやって上級レベルになるか
  めったにいない天然プログラマー
  凡人の我々も天才に変身
第2章 能力開発とPDCA
  PDCAが役立つ分野
  能力開発に応用する際の肝
  PDCAは目標を分割できる。
  ホメオスタシスの逆利用
  立体的なPDCAサイクルの構築
第3章 PDCAフレームワーク「助太刀(SukeDachi)」
  基本的なPDCAの実施法
  ① P『計画』について。
  ② 次は、D『実行』です。
  ③ 次は、C『評価』です。
  ④ 最後は、A『改善』です。
  フレームワークとしてのPDCA=[助太刀]
  [助太刀](SukeDachi)の構造
  3つに割かれている意味。
第4章 滑らかなスタートアップの方法
  進め方
  全体設計
  ・生涯目標の書き方
  ・発展計画の書き方
  予備走行
  習慣化
  本番走行
  言語中心の時期
  周辺知識拡大、アウトプット学習取り入れの時期
  アウトプット中心の時期
第5章 [助太刀](SukeDachi)活用事例
  【目標の分類】
  1 プログラミング能力開発
  2 将来基盤創造
  3 健康
  【計画】
  【課題】
  【実績】
第6章 人生を開拓するために
  人生開拓に引き続き[助太刀](Sukedachi)を使う。
  PDCAと仕事について
  メタ情報の秘密
  モチベーションと行動
あとがき
著者紹介
奥付

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