【無料で読める】だれでもわかる イエス・キリストの言葉

はじめに
クリスマスキャロルの映画を二本見て聖書がわからないと半分しかわからないだろうと思いました
来年には７０歳になりますのでそろそろ終活をしなければなりません
私は高校時代から聖書を読んでいますが洗礼を受けたのは今から６年前です
二年ほど教会に通って別の英語で行う教会に通い一年ほどでやめました
その経緯は話せば長くなりますが
今も毎朝キリスト教のお祈りをし讃美歌を歌います
聖書は英語版で１７００ページあるものを１４回目を読んでいます
聖書はユダヤ人の宗教を記した旧約聖書と新約聖書に分かれます
旧約と新約は共通点もありますが相違点もかなりあります
一言で言えば新約はイエスによる宗教革命を記録したものです
しかし後の人々による改変がかなりあるというのが神学者の一部では常識になっています
中でもキリストが死んだあと生き返ったとか水の上を歩いた、病気を治したなどは信仰に引き込むための作り話だと思っています
ですから聖書を読むときにはどこがイエスの言葉でどこが後世の人の創作かを見極める批判的な目が必要なのです
このシリーズでは「マタイの福音書」の中から「イエスの言葉」で確からしく余り解説無しでもわかりやすい短い言葉を選んで必要なら簡単な解説をつけます
新約聖書にはわかりにくい部分が多く解釈はわかれますがなるべく適切な解説を試みます
イエスの言葉は生きるためにも、西欧の文学や映画、西欧人の考え方を知るためにも不可欠ですが
日本人にはほとんどその知識が欠けているのです
基本的に「聖書　新改訳　日本聖書刊行会　３版　２００４」に従いわかりにくいところは直しました
解釈が難しいところは
NEW GENEVA STUDY BIBLE New King James Versin 1995
を参照しました
出典はすべてマタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの福音書です

 
キリスト教の歴史はイエスの教えに背き続けた歴史だ

Be-Simple@hmidori5
4月17日
1993年夏ノートルダム寺院を川越しのカフェから眺めながら夫が言った。「日本は宗教の力がそれほど強くなかったから大きな宗教戦争も起こらず、あんな大きな建物もない」夫は亡くなり、寺院は焼けた。でもあの人の多角的な物の見方は今でも鮮やかに思い出され、寺院と共に永遠に憧れとして残っている。
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歴史の知識があって、それを現実と結び付けられる人は
評論家の中にもいなくなった
それは過去を反省しないことだから
そういう社会は何度でも崩壊するだろう

日本は国が小さいから
江戸幕府がキリスト教を破壊し
明治政府が仏教と神道を破壊して
アメリカの占領軍が儒教を破壊し
そして日本に宗教がなくなり
日本人は拝金教徒になった

日本は、いつも政治力が宗教を支配している
そして日本人は、３００万人の日本人と
数千万のアジアの同朋を殺した

キリスト教の歴史はイエスの教えに背いた歴史だ
魔女狩りはクリスチャンがやった
十字軍も原爆投下も湾岸戦争も正義の名の元に
クリスチャンがやった
ナチはイエスを殺したユダヤ人を憎んで
１２００万人のユダヤ人を
イエスの名の元に殺した
欧米は宗教の力が政治と拮抗していて
戦争を開始するとき教会の大司教の許可が必要だった
アメリカ大統領は聖書に宣誓して
世界中で殺戮を繰り返した
だから大聖堂を見ると俺は気持ちが悪くなる
しかしもちろん大聖堂を無心に信仰する大衆は尊敬する
本当は、信仰にあんな大きなものは要らない
小さな木の十字架が一つあればいい

昔通った教会の牧師にばったり道で出会った
牧師は「どこか教会に通っていますか？」と聞いた
「いいえ、一人でやっています」と答えた
俺は、イエスは信じるが聖書も教会も信じない
イエスは「剣を持つものは剣によって滅びる」
と言い、生涯非暴力を貫いた
しかし、戦争を繰り返すアメリカ大統領も、
豪華な宮殿に住み絢爛たる衣装に身を包み
最高の料理に飽食して醜く肥満し
１０億人のクリスチャンに君臨する
ローマ法王も、イエスの教えに背く
エセクリスチャンだと信じている
 
 
目次
０．はじめに
キリスト教の歴史はイエスの教えに背き続けた歴史だ
１．心の貧しい者は幸いです
２．柔和な者は幸いです
３．情欲をいだいて女を見る者はすでに心の中で姦淫を犯したのです
４．自分の敵を愛し迫害する者のために祈りなさい
５．もしあなたが人の罪を赦（ゆる）すなら
６．自分の宝を地上にたくわえるのはやめなさい
７．明日の心配をするのをやめなさい
８．なぜあなたは、きょうだいの眼の中の小さなちりには気が付くが
９．聖なるものを犬に与えてはいけません
１０．求めなさい　そうすれば与えられます
１１．人にしてもらいたいと思うことは人にもしてやりなさい
１２．狭い門から入りなさい
１３．にせ予言者（神の言葉を伝える人）に気を付けなさい
１４．イエスが、たくさんの嫌われ者や罪びとたちと食事をしていると
１５．人は新しいワインを古い革袋に入れたりしません
１６．収穫は多いが働き手が少ない
１７．蛇のように賢く、鳩のように純真な心でいなさい
１８．最後まで耐え忍ぶ者は救われます
１９．あなたたちを迫害する者たちを恐れてはいけません
２０．私が暗闇であなたたちに話したことを太陽の下で話しなさい
２１．からだを殺せても魂を殺せない人たちを恐れるな
２２．あなたたちを迫害するやつらを恐れるな
２３．わたしが来たのは地に平和をもたらすためだと思ってはなりません
２４．見ろ、大食らいの大酒のみだ。嫌われ者の取税人や遊女などの罪びとの友達だ
２５．すべての苦しみ疲れた人、重い荷物を背負っている人はわたしについて来なさい
２６．口から出るものは、心から出て、人を汚します
２７．からしの種のような小さな信仰でもあったなら、山は動くだろう
２８．お前たちが心を入れ替えて小さな子どものようにならなければ、お前たちは絶対に天国には入れないよ
２９．一匹がいなくなったら、その男は９９匹を残しておいて、迷った一匹を山々に探しに行かないだろうか
３０．もしお前たちが、心の底から仲間の過ちを許さないなら、天国の父もお前たちの過ちを許さないだろう
３１．金持ちが天国に入るよりは、らくだが針の穴を通る方がやさしい
３２．一番になりたいものは奴隷になりなさい
３３．お前らは神殿を盗賊の巣窟にしている
３４．わたしのきょうだいたち、しかも最も小さい者にしたことはわたしにしたのです
３５．剣（つるぎ）をもとにおさめなさい、剣を取るものはみな剣で滅びます
３６．あなたが、いつでも、立って祈っている時、だれかに腹を立てていたなら赦してやりなさい
３７．あなたたちの中で罪のない者に、最初に、あの女に石を投げさせなさい
３８．あなたたちが祝宴をするなら、貧しい者や手足や目の不自由な人たちを招きなさい