著者:秋元 幸久
ページ数:172

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年収200万円、一家4人の「豊かな」暮らし。
バブル真っ最中の日本で、モノよりも心を重視し、都会の喧騒を離れて田舎に移住した作者一家。畑つきで家賃月6000円。井戸で水を汲み、半分くらいは自給自足。働くのも一年の半分だけ――自然の中で質素な暮らしを送るなか、元バックパッカーの旅心がうずき、家族そろってタイ・マレーシアへ!
「人間ならば誰だって自由でありたいと思うはずだし、好きなように生きたいと思うことも、人間としてごく自然なことだ」(本書より) エコで丁寧な暮らし、自由な働き方、ミニマリスト生活……今から30年以上前に、現代的なライフスタイルを実践していた作者の日常と旅を描いたエッセイ。

【著者プロフィール】
秋元 幸久(あきもと・ゆきひさ)
1949年生まれ。神奈川県立川和高等学校卒。
1969年以来、ノルウェーのサーカスで働きつつアジアを旅すること約20年。1987年から久慈川に近い茨城県那珂郡山方町に住む。

著書
『最果てのサーカス—北欧季節労働讃歌』
 (1986年、連合出版)
『沢暮らしの旅人』(1989年、同)
『沢の生活—半分主義の田舎暮らし』
(1994年、同)

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