著者:梅原 愛雄
ページ数:216

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「『ADNの存在、仕事ですか。何と言っても、国民ですね』」(本文より)
2002年5月20日にインドネシア(国際法上はポルトガル)から独立し、21世紀最初の独立国となった東ティモール民主共和国。本書はその東ティモールの国家開発庁(National Development Agency)、通称ANDの存在・活動内容をより多くの国民に知ってもらいたいという願いのもとに編まれた一冊。ANDという組織の4年間の成長の記録や主な開発プロジェクトの現場取材、そして職員の任務に対する意識や使命感などが綴られている——国づくりにかける、熱き人間たちの活動記録。

【著者プロフィール】
梅原 愛雄(うめはら・ちかお)
1939年 サハリン(旧樺太)生まれ。岩手大学学芸学部卒、
新聞記者を経て(有)パコスジャパン代表取締役。JICA/JOCVカウンセラー、
ODAジャーナリスト。アフリカ有情(三修社)ほか著書多数。

等々力 勝(とどろき・まさる)
1949年 東京都生まれ。上智大卒、米国ピッツバーグ大学院(公共政策国際関係スクール)修了。
JICA 社会開発協力計画課課長、ベトナム、フィリピン事務所長。
UNDP・国連開発計画アジア大洋州局次長。
東ティモール国国家開発庁アドバイザー(2011~2015)など歴任。

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