著者:松原 惇子
ページ数:208

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孤独を逃れようとするほど老後は不幸になる

老後は孤独だと不安になりますか?
健康(病気)、お金、人付き合い、人間関係、生きがい、終活などで。

確かに、配偶者や子どもが近くにいれば、安心感があるかもしれません。
でも、周囲に人がいるからこその不自由さや拘束があるのも否めません。

実は、孤独こそが、至福の老後を約束します。
何も驚かそうとして、そんなことを言っているわけではありません。

著者の松原氏は、1000人以上の孤独老人を見てきた人物。
机上の理論、1人の人間の偏った意見ではなく、
実例を踏まえたうえで客観性が高く明快な提言ができる稀有な人物です。

そんな松原氏が、孤独をうまく味方につけ、
老後を幸福にする方法を提言します。

さらに、孤独から逃れようとすることによる弊害も紹介。
定年後の夫婦関係から、老人ホーム、後妻に至るまで、
本当にあった悲劇をリアルに描きます。

●目次
はじめに
第1章 孤独を避けようとするほど不幸になる
 孤独を避けようと、老人ホームに行くと…
 規則がない自由な有料老人ホーム。一見魅力的なようで実は…
 高級有料老人ホームで見た異様な光景
第2章 孤独なほうが、むしろ老後は幸せになれる
 わたしも孤独を味方に付けて幸せになった
 孤独老人と言われようが、自分が幸せならそれでいいことだ
第3章 孤独なほうが健康対策もうまくいく
 “老後不安に備える”が、そもそもの間違い
 孤独だと、病院へのかかわり方も自分で選べる
第4章 老後資金は、自分ひとりが楽しめる小遣いさえあれば十分
 ひとりだと老後資金の予測ができる
 賃貸でひとりでも、安心した老後が送れる
第5章 人間関係も生きがいも、孤独ベースのほうがうまくいく
 夫婦いつも一緒より、各人が孤独を満喫するほうがいい
 これからの心地よい人間関係は「男ひとりに、女二人」
第6章 死に支度こそ、孤独なほうが進めやすい
 終活は、妻にも子どもにも内緒でこっそりと
 終活なんて実は簡単。「エンディングノート」ならぬ「エンディングファイル」をつくるのがコツ
など

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