著者:ヴォンドラ髙橋若菜
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◆オンラインレッスンを始めるための必読書!

教える仕事をしている人のための
もう場所に縛られない、自由な働き方を提案!

好きな場所で、
好きなときに、
好きなことを教える!

<目次>

いますぐ始められるオンラインレッスン入門

まえがき
第1章 音楽家の事情
パトロンがついた時代
モーツァルトのように死にたくない
芸術を極める=貧乏ではない
芸術家の勝ち組になるには
場所の確保が大変
時間とお金の投資が半端ないクラシック界 
音大卒業したらどうやって食べていく? 

第2章 時代は変わった
インターネット 5G(ファイブジー)の時代へ
スマホの時代
AIの時代
共働きの時代
Youtuberの時代
コミュニティの時代
インターネットで集客する時代
急速に進む少子高齢化

第3章 これからはオンラインで教える時代
世界最大級のオンライン学習サイトUdemy
教育のオンライン化(khan academy)
オンラインスクール
オンラインサロン

オンラインでパトロンを見つける(クラウドファンディング)
ショパン国際ピアノコンクールもライブ配信
オンラインで習い事

第4章 実践編
情報発信しよう
Youtubeを活用しよう
まずは体験レッスンへ
Zoomで世界と繋がる
オンライン決済システムPaypal
教室経営のためのオンラインミーティング活用 
オンラインレッスン を始めるのに必要なもの

おわりに

【まえがき】

変化が激しい時代
 インターネットが存在するようになって、世界中の人と簡単につながることができるようになりました。今、私たちの生活でスマホは、欠かせないアイテムです。デジタル先進国として注目されている中国では、キャッシュレス化がどんどん進み、お財布を持たなくてもいい生活になってきていると聞きます。

 その一方で、少子高齢化が進む日本、すでに40%超の私立大学が定員割れという事実もあり、子供対象の習い事であるピアノ教室は、集客が大変になってきています。また、A Iの進化により、10年後、20年後は、今ある職業の一部はAIによって取って代わられてなくなるだろうと言われています。

 近年、女性の社会進出がすすみ、共働きの家庭も増えました。しかし、我が国日本は、世界経済フォーラム(WEF)による男女格差の度合いを示す「グローバル・ジェンダーギャップ指数」は、149カ国のうち、日本は110位、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、カナダの7つの先進国「G7」の中では、最下位(2018年)となっています。ジェンダーギャップによる立ちはだかる現状、女性が働き、子育てをする環境は、解決しなけらばならないたくさんの問題点があります。子供が、「ピアノを習いたい!」と言っても、共働きの日々忙しい家庭では、子供の送迎をして、ピアノ教室に通わせるということは、とても困難な状況にあります。(詳しくは、第2章で)

 オンラインレッスンは、教える側、教えられる側の悩みを解決する、今の時代にあったお教室の在り方です。
 
18才で単身渡欧
 私は、17歳、高校3年生の時に

「今、行かないと一生後悔するよ」

 という心の声が、大学受験の志望校を決断しなければならない私に、うるさいほど囁いてきたのです。日本の大学には進学せず、思い切って高校卒業後、単身ヨーロッパにある人口400万人の小さな国、クロアチアへ音楽留学することにしました。

 もともと、海外の映画やドラマ、音楽は大好きで、外国語を話せるようになることや、海外に住むことに憧れはありました。でも、一番の理由は環境を変えたかったからです。

 今は、旅番組や、バラエティー番組などでも、クロアチアはヨーロッパ屈指の美しい観光地として、テレビで取り上げられ、日本からの観光客も増え、ガイドブックもたくさん出版されています。私がクロアチアへ渡った当時は、ユーゴスラヴィア戦争後、十数年しか経っておらず、クロアチアについて知りたくても、ガイドブックはありませんでした。クロアチアの言語であるクロアチア語を勉強しようと思っても、学べる教材がありませんでした。言語も分からず、海外旅行は高校の修学旅行1回の経験だけ。行って、何が待っているか分からなかったけれど、とにかく心の声に従ってみようと、高校卒業後に単身渡欧。

 なぜ、その当時マイナーだった国、クロアチアへ音楽留学することに決めたのかをここで書くと、とても長くなってしまうので、後でそのことについては詳しく触れていきたいと思います。
                 
 留学先のクロアチアで、私の人生に一生影響を与える「恩師」との運命的な出会いがありました。恩師のおかげで今、夢だったピアニストになることができました。

 十一年のクロアチア生活に終止符を打ち、「次世代のピアニストを育てていきたい」「私がクロアチアで培った経験を日本で活かしたい」という強い使命感にかられながら、2014年に完全帰国しました。

その道のプロに教えてもらう
 帰国後、すぐに自宅でピアノ教室を開業。
 音楽大学では、ピアノの弾き方、音楽について学べても、音楽でどうやって食べていくか、起業の仕方、ビジネスについては教えてくれません。ピアノ教室を開業しても、はじめは、生徒を集めるのにとても苦労しました。
 演奏は、自己流で練習していても、上達しません。私がクロアチアで恩師に出会わなかったら、ピアニストになれなかったように、ビジネスでも同じようなことが言えます。自己流で集客しても、人は集まりません。その道で成功しているプロの方に教えてもらうのが一番の近道です。 
 
  SNSでの発信の仕方や、集客の仕方などをその道のプロに教えてもらい、ビジネスについて勉強しました。また、目先の集客の悩みを解決するだけではなく、私が経営のことを学び、これから育てていく生徒たちにも、音楽と一緒に経営のことも後々教えることができたらと思ったからです。

 今、ピアノ教室開業から、約5年が経ち、お教室は満室といえるほど生徒が集まってきています。
 楽器を教えるのに、「実際会ってレッスンをしなければ成り立たない。」「生の音を聴かなければ教えられない」とおっしゃる先生もいらっしゃると思います。

  近年、インターネットがなかった時代では考えられなかったことが、次々に可能になってきています。(詳しくは、第3章で)
 2020年には、インターネットの通信速度が5G(ファイブジー)になるとまで言われ、テクノロジーは、ピアノ教室のあり方を変え、人に教える仕事の働き方に自由を与えます。

 本書は、オンラインレッスンについて書いていきます。

 第1章では、音楽家たちの事情について

 第2章では、今、私たちはどのような時代を生きているのか

 第3章では、実際にオンラインでどのようなことができるのか

 第4章では、オンラインレッスンの実践編

 となっています。

【著者略歴】
ヴォンドラ髙橋若菜(たかはしわかな)

仙台市出身。18歳で単身クロアチアへ渡る。イノ・ミルコヴィッチ高等音楽院(モスクワ音楽院提携校)を経て,クロアチア国立ザグレブ音楽大学卒業。同大学研究科修了。
リストの演奏法を直系で受け継いできた最後の体現者であるマリーナ・アンボカーゼ女史の薫陶のもと,9年間研鑽を積む。現在、日本ではリスト・ジロティ楽派奏法の後継者であるただ一人の指導者。
クロアチアをはじめ、ヨーロッパでの演奏活動は、「深い感銘を与える演奏」「成熟したピアニズム」とメディアでも取り上げられ、好評を博す。11年間のクロアチアでの研鑽、音楽活動を経て、2014年に帰国。
千葉県八千代市でマリーナピアノスクールを主宰し、3歳から大人まで後進の指導にあたり、コンクールで多くの受賞者を輩出している。日本最大のピアノコンクール、ピティナピアノコンペティションの審査員も務める。主宰しているピアノ教室は、海外からのオンラインレッスンの要望にも対応し、常に満室である。
現在は、オンラインを使った自由な働き方を広めるべく、オンラインレッスンや教室経営のコンサルも行っている。

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