著者:澤畑健太
ページ数:128
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「2020年小学校でプログラミング教科が必須化」報道。
さらに、2019年6月に文部科学省が
全大学生にAI教育を強化すると発表したり
小学校のクラスでお掃除をさぼる子達の対策に
子供たちがプログラミングを組んで
しっかり掃除をすると褒めたり励ましたりする
センサー付きの箒(ほうき)を作ったとか
新聞にこの手の記事が載らない日はありません。
私たちの生活にプログラム作りが
否応なく当たり前のように、そして確実に浸透してきました。
でも、理科系でもなく、プログラミングはプログラマーや
セールスエンジニア(SE)が作るものという認識で
まったく考えることもない日々を送ってきた
社会人は多いのではないでしょうか。
かくいう私もその一人でした。
そうはいっても、
いずれ持つであろう孫たちに馬鹿にされたくないとか
会社で新入社員に仕事を奪われたくないとか
やっぱりアプリを作って副業で稼ぎたいとか
よこしまな欲望は強く、じゃあ、プログラミングを勉強してみるか!と
最初に買ってきたのが「10日で覚えるC言語入門」系の本です。
ページをめくっていくにつれ「???」の部分が増えてきて
すっかり意気消沈してしまいました。
例えば
「システムの環境変数にPATHを追加する設定を行うと
コマンドプロンプト画面でコンパイルを行う時に
自分がどこの階層にいても
gccというコマンド指定だけでコンパイルができます」
等。
環境変数ってナニ?
PATHってナニ?
コマンドプロンプトってナニ?
コンパイルって?
gccって何だ?!
あなたはお分かりですか?
残念ながら、その頃の私にはチンプンカンプンで
用語の意味をググるところから始めなければなりませんでした。
そうこうしているうちに本を開くことがなくなり・・・
数年経ってしまったのです。
「プログラムのプの字も知らない、わからない」のに
ちょっと敷居が高すぎてあの崇高な学習意欲は
いとも簡単にしぼんでしまったのです。
そこで、世界150か国40の言語で提供されているScratchという
ビジュアルプログラミング言語で一から学んでみたのです。
小学校から、またハーバード大学の初級コンピュータクラスでも使われている
無料のプログラミングツールです。
日本では2018年10月の時点で34万人が利用しています。
大人ですから、当然子供よりは理解力があります。
進めてみるとこれが面白いのです!
応用力は子供に勝るのが大人の強みでもあります。
今度はこんなものを作りたい
次にはこれも作ってみたい・・・
ジュニアのプログラミングコンテストで優勝したプログラムを
自分でも作ってみたり、いろいろと試してみると
それほど難しそうでもないなと
さらに意欲が湧いてきます。
本書でまずはプログラミングを作って遊んでください。
そして、さらに高みを目指していただけると
著者としても大変嬉しく思います。
◆本書は「これだけできれば怖くないシリーズ」の第1巻です。
「プログラミングこれから始める初心者のための超入門書Vol.2【変数時計とシューティングゲーム】」より
先にお読みいただくことをお勧めしています。
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