著者:高城剛
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チョコレート業界の新潮流“ビーントゥバー”。
ビーントゥバーとは文字通り、ビーン(カカオ豆)からバー(板チョコ)になるまでの製造工程のすべてを、自社ファクトリー内で行うスモールバッチのチョコレートを意味する。

大手メーカーが作る大量生産型の画一的な味わいのチョコレートに比べて、ビーントゥバーはシングルオリジンのカカオ豆と砂糖のみで作られ、それゆえカカオの個性が際立ち、銘柄ひとつひとつに味わいの違いをはっきりと感じられるのが特徴だ。

アメリカでカウンタカルチャーのように始まったビーントゥバー・ムーブメントは、今や全世界のチョコレート界を席巻するメインストリームになりつつある。
今では世界中に、数多のビーントゥバーメーカーが誕生しているのだ。

そんな中、世界一と評されるビーントゥバーメーカーが日本にある。
著者は、そのジャパンメーカーがなぜ“世界で一番おいしい”と識者や業界内で評価されているのか、その秘密を探ろうと動き出す。

驚くことに、その始まりは良質なカカオを探す旅だった。
目的地は、日本から約2万km離れた南米のジャングル。
想像を超える厳しい天候の変化、野生の肉食獣との接近遭遇。
世界最大のレインフォレストは容赦なく旅路を過酷なものにした。

「しかし、その先に素晴らしいカカオがある。そして、カカオを巡る素晴らしい人たちがいる。」(本文より)

著者は、最良のカカオを求める南米への旅を経験し、ビーントゥバーを作り出す日本人ならではの繊細な職人技をまのあたりにもし、またカカオに関わるたくさんの人々に出会う中で、“世界で一番おいしい”秘密についに到達する。
本書はそのストーリーを追いかけた、フォト・ルポルタージュである。

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