著者:七海 隆
ページ数:62

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日本では2020年に小学校でプログラミングが必須科目になることはご存知の方も多でしょう。
その影響か最近、子供向けのプログラミングセミナーなども多く開催されているようです。
そもそも、なぜ小学生にプログラミングを必須にするのでしょうか?

この理由については、IT人材の不足があるようです。

経済産業省の発表によると、2020年に36.9万人、2030年には78.9万人のIT人材が不足すると予測しています。

これは日本だけの課題でなく、アメリカでも同様の課題があり、2013年に当時オバマ大統領自らが、ゲームを楽しむだけでなく、ゲームを作れるようになろうと、プログラミング教育の必要性を訴える動画が公開され話題になりました。
以下が、その動画になります。
https://youtu.be/6XvmhE1J9PY

日本の文部科学省によると「プログラミング的思考」について、以下のように記されています。

「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」

この定義からも分かるように、子供たちが「プログラミング的思考」を学ぶ題材としてドローンを考えたとき、どうやったらドローンがプログラムによって自分の意図通りに飛んでくれるかを確認しながらプログラミングでき、更にドローンは空を飛ぶので、この辺りも子供達にとって興味津々な部分だとすると、ドローンはプログラミングを学ぶ題材としては最適ではないでしょうか?

日本においてプログラミングを教える題材としてドローンを使用されるケースも増えてきました。

本書では、上記で定義されたプログラミングを子供たちに簡単に教えるために、ドローンを題材とし、①DJIから比較的安い価格で発売されているトイドローンであるTelloを使い、②お使いのスマホと、③無料プログラミングアプリ、このたった3つだけでプログラミングを学んでみようという取り組みです。

第1章では、ドローンプログラミングの準備として、そもそもビジュアルプログラミングとは?についての簡単な紹介と、ドローンやアプリなどプログラミングに必要なもの紹介、第2章では実際にドローンを飛ばすためのプログラミングから飛行動画までを実際のプログラミングコードを見ながら学んでいきます。
プログラミングも基本的なものから、ちょっとした応用編までをご紹介します。
非常に簡単なのでプログラミング初心者の親御様たちもお子さんと共に楽しみながら学び、教えることができると思います。
夏休みの自由研究にも最適かもしれませんね。
第3章では、ドローンと切り離すことができない日本の規制についてみていこうと思います。
いくら教育のためのドローンプログラミングとはいえ、規制をやぶってドローンを飛ばしていてはいけません。
正しく規制を理解してドローンプログラミングを楽しみましょう。

それでは早速、ドローンプログラミングの世界へ行ってみましょう!

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