著者:藤井敏則
ページ数:148
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シーケンス制御OpenPLC編
目次
1.まえがき ・・・・・4
2.ラズベリーパイ ・・・・・5
2.1ラズベリーパイ3 モデルB
2.2ラズベリーパイのOSのインストール
(1)OSのダウンロード
(2)USB,HDMI等の接続
(3)OSのインストール
(4)USBメモリ
(5)画面のコピー
(6)有線LANで接続したいとき
(7)日本語入力の設定
(8)キーボードの設定
3.CODESYSの使い方 ・・・・・24
3.1 WindowsへのCODESYSのインストール
3.2 ラズベリーパイのパッケージのインストール
3.3 ラダープログラムの作成
3.4 シミュレーション
3.5 ラズベリーパイでの動作実験
4.シーケンス制御とは ・・・・・65
4.1シーケンス制御とは
5.シーケンス基本回路 ・・・・・74
(1)a接点、b接点
(2)基本論理回路
(3)シーケンス基本回路
6.実験に使う素子 ・・・・・106
(1)LED
(2)抵抗(1/4W)
(3)ブレッドボード
(4)ジャンパワイヤ
7. CODESYSによるシーケンス制御・・・・・111
(1) 自己保持回路(停止優先回路)
(2) ON/OFFを繰り返す回路
(3)一定時間後ONとなる回路
(4)周期動作回路
(5)交通信号
8.ラズベリーパイによるシーケンス制御実験・・・・・131
(1) 自己保持回路(停止優先回路)
(2) ON/OFFを繰り返す回路
(3)一定時間後ONとなる回路
(4)周期動作回路
(5)交通信号
参考文献 ・・・・・147
1.まえがき
マイコンと言えば、昔はZ80でした。このマイコンは使ったことはありませんでした。マイコンはH8(ルネサスエレクトロニクス)かPIC(マイクロチップ テクノロジー)のマイコンをよく使っており、ラズベリーパイを使ったことがありませんでした。これは、ラズベリーパイがLinuxを使うという私にとっては、高い心理的なハードルがあったためです。ちょっと手を付けてやめてそのままになっていました
さて、シーケンス制御を教えているのですが、シーケンス制御の教材として三菱電機のシーケンサを使っています。しかしながら、もうすでに生産終了となったMELSECのFX2Nを用いており、シーケンサ自体は壊れていないのですが、内蔵の電池が壊れたり、コネクタの抜き差しで、もう満身創痍の状態です。価格も本体10万円+コード類約3万円、入力装置5万円またはソフトウエア10万円という途方もない価格となり、買い換えることはかなり困難となっています。
また、近年ではラダータイプのシーケンス制御プログラムに加え、ブロックを加えてプログラミングしていくタイプの最新のプログラムも少しは体験し、実務にすぐに応用できるように教育していく必要があります。そこで、目を付けたのがラズベリーパイでできるシーケンス制御のフリーソフトが存在することが分かりました。Windows上ではPICマイコンに書き込める「れんり」というソフトがあります。ラズベリーパイでできるフリーのシーケンスソフトも存在しており、これを用いればラズベリーパイでもシーケンス制御ができそうということに気がつきました。が、やはり初めてのことなので、とても苦労しました。まずは、googleで検索して始めに出てきたCODESYSというソフトです。これは、企業が作成したソフトで制限があるもののソフトの起動時間に制限があるものの無料でソフトが作れます。ところがどっこい入出力点数12点(8点?)と思ったより少なく、フォーラムなどをたどっていくと、拡張できそうな感じはあるのですが、いろいろさぐって、設定ファイルも変更しましたが、入出力点数を増やすことができませんでした。
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