著者:中村 圭志
ページ数:136
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宗教を発端として世界の動きがわかる!
本書は、世界中の主な大宗教として、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教の五つを取り上げます。
宗教の世界は、歴史の蓄積によるたくさんの言葉、概念、人名などの固有名、特殊な用語にあふれています。
しかし、本質的にはかならずしも必要とはいえない情報も多いものです。
本書では必要最小限の解説と、「要するにどういうことか」を解説することを心がけました。
そして、さまざまな宗教を比較して考え、本質に切り込んだ宗教論を解説しています。
コンパクトながらも重点を整理した本書をお読みになれば、宗教の発する諸情報の迷宮に踏み迷う心配はなくなると思います。●著者
中村圭志(なかむらけいし)
1958年北海道小樽市生まれ。北海道大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学(宗教学・宗教史学)、宗教学者、昭和女子大学非常勤講師。著書『教養としての宗教入門』(中公新書)、『人は「死後の世界」をどう考えてきたか』(角川書店)、『西洋人の「無神論」 日本人の「無宗教」』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)他多数。
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