【無料で読める】誰でもできる読書家入門

・誰でもできる読書家入門！！

・しっかりとした読書習慣を身につけたい！！

・質の高い読書をしたい！！

・読書の幅を広げたい！！

・この１冊でもう大丈夫！！

●はじめにより一部抜粋
なぜあなたは本書を読んでみようと思ったのでしょうか。

それはきっと、「しっかりとした読書習慣を身につけたい」

「漫画や雑誌ばかり読んでいるから、それ以外の本もしっかり読めるようになりたい」

「活字に対する苦手意識をなくして、読書に親しみを持てるようになりたい」

「毎月２冊か３冊程度しか本を読んでいないので、もう少し読めるようになりたい」

といった気持ちがあったからではないでしょうか。

本書では、そうした気持ちや向上心を持っている方を想定して、誰でも実践できる読書習慣を身につける方法と、今まで以上に本に親しみを持つことができる読書方法などについて解説していきます。

なぜ私がそのようなことを解説するのかというと、答えは簡単です。

それは、１人でも多くの方に読書に慣れ親しんでほしいからです。

私は読書というのは、実に面白く奥が深い世界だと考えています。

そして、自分が面白いと感じたことは自分だけの世界に閉じ込めておくのではなく、大勢の人に面白さを共有してもらいたいとも考えています。

基本的な道理として、どのような趣味を持ち、どのような趣味を楽しむのかは人それぞれの自由です。

また、どのようなことをして過ごすのか、どのようなことをしないで過ごすのかは人それぞれの判断に委ねられています。

他人に自分の趣味を無理やり押しつけようとすることは厚顔無恥そのものです。

ですが、私はそれらの道理を十分に承知の上で、声を大にして言いたいのです。

「果てしなく広く、大きく、喜怒哀楽が散りばめられた読書という名の世界に足を踏み入れないことは、本当にもったいないことである」と。

この大きな感情は、料理を知り尽くしたプロの料理人が１人でも多くの人に、料理の楽しさを知ってもらいたいと思うことと一緒です。

私は自分の趣味を押しつけるような真似をするつもりはありませんが、少しでも読書に興味を持っている人に、読書との向き合い方をアドバイスすることで、１人でも多くの人が読書に慣れ親しむきっかけになれば幸いであると考えています。

読書をすることの大切さについては、私の著書「読書！読書！読書！さあ今日も読書！読書大国復古の大号令！君たちに日本人専用の聖書を授けよう！」で詳しく解説しているので、本書と併せてお読みいただければと思います。

なお、本書が想定している読者とは、しっかりとした読書習慣がまだ身についていない方、漫画や雑誌ばかりを読んでいる方、活字に対する苦手意識を完全に克服できていない方、読書習慣は身についているが、１ヶ月に２冊か３冊程度しか本を読めていない方といった読書の初心者を想定しています。

既に１ヶ月に何十冊もの本を読みこなしているような読書の上級者の方にとって、本書の内容は基本的なことの解説になることと思慮しています。

もし、読書の上級者の方が本書をお読みになる場合には 「初心にかえり、読書について復習しておこう」 というスタンスや心構えでお読みいただければと思います。

本書を通じて、１人でも多くの方がより良い読書習慣を身につけ、充実した読書家ライフを満喫していただければ、著者として本望です。

●目次
１、読書習慣の入り口は本棚を持つことである

２、本を読むときは本の隣に国語辞典を置こう

３、まずは自分が好きな分野の本からスタートしよう

４、好きな分野の本から少しずつ範囲を広げていこう

５、本屋に行く習慣を身につけよう

６、読書習慣を身につけるための目標設定の方法

７、読書時間を確保する方法

８、良質な読書をするために十分な睡眠時間を確保しよう

９、本はどんどん汚していこう

１０、読書ノートを作ろう

１１、積極的に読書のアウトプットをしていこう

１２、読書好きの同志と積極的に交流しよう

１３、娯楽としての読書と教養としての読書を正しく使い分けよう

１４、良書と悪書の見分け方

１５、木を見て森を見ずにならないための読書術

１６、本は必ずしも最後まで読む必要はない

１７、積読は無駄ではない

１８、図書館も積極的に利用しよう

１９、紙の本と電子書籍

２０、自分と正反対の意見を持っている著者の本を読んでみよう

２１、本は売らずに知人にプレゼントしよう

２２、読書家になったら、読書の良さを広めよう

●著者プロフィール
三浦優樹（みうら ゆうき）。１９９５年生まれ。福島県立保原高等学校卒業。東京法律専門学校仙台校法律学科卒業。２０歳のときに国家公務員採用一般職試験（大卒程度試験）に合格し、警察庁の地方機関に配属される。３年間警察職員として勤務した後に退官し、一念発起して作家に転身する。また、毎月大量の本を読みこなし、読書家としての顔も合わせ持つ。