著者:田村達也
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あなたが本書を手に取っているということは、Javaのデザインパターンについて学ぼうとしているからだと思います。おそらく、会社の先輩などから「デザインパターン」という用語を知ったのかもしれません。
私も会社員として1年目に、デザインパターンについて学んだ方がいいよ、と言われました。
Javaに限った話ではないのですが、オブジェクト指向言語で開発をするなら、デザインパターンは必須の知識となります。
なぜなら、デザインパターンを知っていれば、仕様の追加や変更があっても、すぐに対処することができるようになります。開発をしていると、仕様の追加・変更は当たり前のように発生します。そこでデザインパターンを使っていないと、今まで作ったコードが全てムダになってしまう事態もあります。ですが、デザインパターンを使っておけば、対応箇所をとても少なくすることができるようになります。
デザインパターンを使うことは結局、自分を助けることにつながります。
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■ デザインパターンはまず知っていることが大事
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デザインパターンについて、何となく難しそう、学ぶのが少し面倒くさい、と思っているかもしれません。ぶ厚い本を最初から読んで、そこに書かれているコードを実際に自分で作ってみて…。確かに大変かもしれません。
ですが、デザインパターンについては、できるようになるよりも、まずは知っていることが大切です。
デザインパターンは全部で23個あるのですが、全てを使うことはまずありません。どれを使うかはケースバイケースです。ですが、まずはどのようなパターンがあるのか、どんな時に使えるのかを知っていなければ、使いようがありません。
実際に使う場面になったら、本書の該当箇所を読んだり、サンプルコードを参考にして作ればいいのです。そのため、まずはパターンの概要を読んでみたり、流し読みするだけでも十分です。そして、時間に余裕があれば、サンプルコードを実際に作ってみればいいのです。ちなみに、サンプルコードを実際に作った方が、学習効果は上がります。
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■ Javaの開発力が確実にアップします
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デザインパターンでは、継承をよく使います。私がデザインパターンを学ぶ前は、継承ってそんなに使う?と思っていました。ですが、デザインパターンを学んだ後は、「継承ってこんな風に使うのか!」、「継承ってとっても便利!」と感じたことを覚えています。
デザインパターンを学んでいくことで、オブジェクト指向の本質を学ぶことができるからです。
ですから、デザインパターンを学ぶということは、知識を手に入れるだけでなく、開発力の向上にもつながるのです。
継承以外にも、Javaについての知識も盛り込んでいるため、そこで開発力をアップさせることもできます。
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