著者:若山 敦子
ページ数:126

¥99¥0

【はじめにより】
見捨てられ不安ってご存知ですか?
あなたはなぜこの本を手に取ってくれたのでしょう。
自分にも当てはまる何かがあるかも…そう思ったのではないでしょうか。
この本があなたの未来を少しでも動かす物になれたらとても嬉しいです。

私が幼少期に感じた不安。
幼少期の子供は、必ず誰かの保護を必要としますよね。
その必要な誰かとは、第一が家族であり、親です。
親から愛されていないと感じる事は、新生児でもあると私は考えています。
何故なら私自身が感じていたから。
新生児だから覚えている訳が無いと思う方もいるもしれません。
この部分に関しては私個人の感情なので、あなたがどう感じるかは自由です。
ただ、知って欲しいのです。 

親に愛されたい、安心したい、守られたい。
この思いは、子供であれば誰にでもある感情です。

どんな時も一番大事なのは、絶対に失敗しないという事。
呪いの様に自分に刷り込んでいきました。失敗しない様に「何もしない、言われたことをただ行う。そして、認めてもらうように人目を気にし、自分の考えは持っていても口に出さない」  

失敗したら、私は生きられない。愛されていない存在なのだから、存在価値そのものが揺らいでしまうのです。そう思い込んでいました。

そしてもう1つ苦しかった思い出があります。
学校の行事全てに、親が来てくれた事がありません。ただの一度も。
他の子は、家族の誰かが必ず来てくれているのに…それを横目で見ながら「いいな」と羨望と嫉妬を感じていました。 

でも、その行事でもメリットがあるのです。両親が来ないことで、私の失敗がバレないこと。
達成感、充実感。そんなものはどうでも良かった。
ひたすら『失敗しない私でなければいけない』と思い込んでいたのです。

その後もトラブルが起き続けます。
拒食過食の繰り返しをする様になり、登校ができなくなってしまいました。
私の拒食過食の原因とは自己肯定感が低いこと。そして、他者承認を求めること。
なぜ私は親に愛されようと頑張るのか? 
愛されること=よい子になる?
我慢して自分を捨てる。そうでなければ私には価値がない?
ぐるぐると回る思考。
でも自分を責める反面で、いろいろな解決策を苦しみながら模索していました

今、あなたが抱えている不安は、なんですか?
ありのままの自分自分でいることは、怖いですか?

どうせ私は愛されない。私は価値がない。そんな時、思い出してほしいのです。

私は、愛されていない。そう感じるあなたへ。
失敗を恐れ、人から愛されたいと、必死に生きてきたのではありませんか?
頑張れば私は愛される、認めてくれる。存在価値がある。

でもね。
人から愛されたいが為に頑張るのは、とても辛くありませんか?
だって、あなたが自身を愛していないから。
自分なんて、と思っているから。

あなたはどんな時も、他人がどう言おうと、自分は、これでいい!こうするんだ!
と決めて生きていいのです。そうやって意識する事から始めてみませんか?

じゃあ具体的にどうしたらいいのか?ってことですよね。
時代は、今までの社会性重視/権威主義だった「土の時代」が終わり2020年から、「風の時代」が始まっています。今この変化の時に生きているあなたはとても幸運です。

風の時代は個人の時代です。
風のように自分が流れ皆に伝えるだけでよいのです。
受け入れるのはその人の自由。この「自由」というキーワードも風の時代ならではです。

自分が自分で良いと決めること。
幼少期、とても不安で怖くてしょうがなかった、でも過去を変えることは出来ません。その上で自分を受け入れるとは、何でしょうか?

大事なのは、まず小さな事から。
好きな花、好きな場所、好きな言葉、好きなカフェ、好きな靴、など自分の【好き】を探すこと。

誰とも一緒でなくていい、誰が何と言っても自分の好きなものは好き。許可して良いのです。

自分で自分を再確認する。
それには、正解も不正解もありません。少しずつで良い。
そして、もう1つ大事なのは自身を労わる事。

この文を読んで下さっているあなたは、乗り越えたい。
自由になりたいと思っているのではありませんか?

そもそも自分が何なのか分からない方は、先ずは、自分の宝探しをお勧めします。
労わって自分に丸ごとOKを出す。
そんな習慣を日々の生活に加えてみる。

私は、兎に角失敗しない様に仮面をかぶり続けてきたのですが、もう卒業したい!楽に生きたい!!と思っていました。

でも、何も変わらない。

『どうせ』私なんて駄目な存在…
ですからね、駄目な現実が現れます。
 自身が自分をダメなやつ、無理、できる筈がない。
私は、美人じゃないから彼氏が出来ない。そう思っていませんか?
色々な言葉が現実になるんです。良いも悪いも構わず。

そして例え、誰かが「そんなこと無い」と言われても、信じるか信じないかあなたが決めて良いのです。

一番大切な事は、あなた自身が最高の味方と気付くことです。

その方法を、お伝えしたいと思いペンを取りました。

私は自分を信じ、あるがままに生きる、自分をしっかり見つめる事の大切さをお伝えしたい思っています。

自分が好きなものを探し、もがきながらも進む事で、必ず幸せはやってきます。

自分から行動すると自然と良い方向に変わっていくのです。あなたが進む道は、あなたが決められます。

忘れないでほしいのは求めること。そして、一人でないこと。
あなたが求めれば、サポートしてくれる人が必ずいるということを忘れないで下さい。

どんな時も、一人で解決するのが基本スタンスです。
が。
でも、万策尽きた!もう無理!どうしたら良いの!?
そんなこともありますよね。私だってあります。人間だもん(笑)

そんな時は、頼りましょう!
失敗した私をさらけ出すのは恥ずかしい。
そんな姿晒すなら消えたい。
そう感じる人もいるでしょう。まさに私がそうでした。

そんなあなたに一つ良いことをお教えさせて頂きます。
消えたくなった時に、誰かに言ってみませんか?

「もう私、苦しくて苦しくてしょうがないの!もう生きているの嫌なの、どうしたらいいのかわからないの」
こんな時が、1度や2度ありますよ!そんな時は誰かに話しましょ。

まず、決める。そして少しずつ進みましょう。苦しくなったら、自分の好きな事をやって、エネルギー充電。
ペースだってあなたが決めて良いんです。
あなたは、あなたで、文句あるか!!!でいいんです。

あなたが幸せに生きることが、この世で一番大事な事。
誰かがあなたを必要としている。
でもその為には、まず自身が幸せになること。  
じゃ、幸せになる為には?

私が今、やろうとしている意識改革。
まずは一歩進む!小さな一歩から。
一緒に幸せになる為に歩を進めよう。

この本があなたの人生を楽にする一滴のエッセンスになったら嬉しいです。

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