著者:上川一秋
ページ数:115

¥1,250¥0

「英語喉」、「機関銃英語で聴き取れる」では発音と聞き取りのメソッドをお教えしました。その後、どうすれば、英語会話ができるようになるか…に答えるのが、英語の勘シリーズです。すでに、「英語の勘1」において、名詞の使い方(冠詞、単数、複数)を、そして2においては、「文法の使い方」を示しました。

本書、「英語の勘3」においては、さらに、どのように話せば、すらすらと言葉が出やすいのか…のメソッドを示しつつ、すらすら話すための語彙の使い方を示します。やや言い方が抽象的になってしまいますが、英語を話す際には、頭の中で日本語を英語に訳していると、うまくいきません。英語の勘2と少しだぶりますが、「見たまんま」を言う方法を紹介します。

さて、本書では、英語の話し方について色々なコツを紹介します。以下は一つの例です。

「言葉が出てにくいと思ったらセリフでごまかしましょう。」

例えば、「日本政府は、その新しい法案に対して、慎重な立場を表明した」と言いたいとしましょう。英語な苦手な人であれば、「法案って、英語で何ていうのかな?慎重な立場?表明する?」と悩むことでしょう。ここで語学のセンスがある人は、セリフでごまかします。

The government is like, “We can’t do that.”
政府が言うには、「そりゃでけへんわ」だって…

で良いのです。それを言うまでの文脈や、顔の表情、声の音色などでネイティブは意味を分かってくれます。英語が得意な日本人が、すでに無意識のうちに、実践していることです。

さて、バラバラの知識の切り売りが本書の目的ではありません。一言で言うと、私から、読者の皆さんへのアドバイスは

「英語は見たとおり」に言う。という原理に収束します。

日本語を英語に訳すのではなく、目に見たとおりを英語にするのです。
上で紹介した The government is like, “We can’t do that.”というセリフを利用した表現も、頭の中に浮かんだイメージをそのまま英語にしているのです。つまり、「セリフ=見たまんま」を実況中継している…ということになります。

前半では、「このように喋りましょう」という話が展開しますが、皆さんの中には、そうしたくても「自分には語彙がない」と思われているかたがいることでしょう。どのような語彙の覚え方、使いかたをすれば、語彙が少なくても話すことができるようになるのかを、本書の後半で解説します。

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