著者:深沢 孝之
ページ数:168

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アドラー心理学は不登校に苦しむ子どもや親をどう支援することができるのか?アドラー心理学による「勇気づけ」により、不登校児が抱える諸問題の解決策を提示する。
私はこれまで、アドラー心理学を学ぶ臨床家の仲間と、臨床心理学的支援の方法としてのアドラー心理学の紹介に努めてきた。(中略)その流れを受けて今回は、不登校に焦点を当てることにした。アドラー心理学的支援の特徴が、最もよく表される領域と考えられるからである。今回はカウンセラー、ソーシャルワーカー、教師といった専門職だけでなく、ともにアドラー心理学を学ぶ保護者にも協力していただいた。それぞれの立場の支援者たちがどのようにアドラー心理学を理解し、応用していったか、報告や考察をしているのでご覧いただきたい。――はじめにより
目次より
第1章 子どものケースとアドラー心理学からの学び
現代の不登校事情
不登校のケースにおけるアドラー心理学活用の利点
アドラー派の対人援助職の在り方
アドラー心理学の基本的な考え方
問題行動や症状の基本的な捉え方
「不安」を持つ子どもたち
「不安」を感じている子どもへの接し方
不登校ケースで大切な連携について
不登校傾向を示す子どもたちとの関わりから学んでいること
第2章 元教育相談員、小学校教師が取り組むアドラー心理学に基づく不登校支援
はじめに
不登校についての筆者の基本的な考え方――なぜ学校に行くのか
ライフスタイルと不登校
環境に敏感な子ども――発達障害と不登校
おわりに
第3章 元不登校児へのインタビューⅠ
はじめに
元不登校児へのインタビュー
第4章 元不登校児へのインタビューⅡ
不登校の親、語る会
第5章 わが子の不登校から始まったアドラー心理学の学びの道
第6章 不登校生と不登校対応にかかわる支援者とのあいだ
第7章 スクールソーシャルワーカーが行なう不登校支援についての考察
はじめに
アドラー心理学の学びから
スクールソーシャルワーカーとしての実践
おわりに
第8章 不登校の理解と支援
不登校という問題
不登校のジレンマ
不登校が開く教育の多様化
アドラー心理学的な不登校理解
不登校への多様な支援
第9章 不登校へのアドラー心理学的アプローチとは
不登校を巡って
アドラーと学校教育
予防的アプローチとして
カウンセリング・コンサルテーションの方法として

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