著者:雨川 海 (著)
ページ数:127

¥250¥0

高校二年生の早苗は、引っ込み思案で自信が持てない自分に折り合いをつけて生活していました。彼女のトラウマは、母親の美香が七歳の時に自殺していて、父の隆史も早苗に冷たい事です。そんな中、友人の茜だけが、彼女を明るくしてくれる存在でした。ある日、早苗が茜と連絡が取れなくなって焦っていると、スマートフォンに助っ人がダウンロードされます。新たに早苗の生活に割り込んだのは、「花子さん」と言うアプリでした。早苗は、昭和が香る花子さんと猫又の助けを借りて、茜を救出する事に成功するのですが、それは新たな冒険の始まりでした。母、美香の自殺の原因を解き明かし、悲劇の姉妹を巻き込む物語は、どんでん返しへ向かって爆走します。誰かの助けと励ましがあれば、人は何度でもやり直せる。少女の成長を描きます。
今作は「花子と私の四十九日」に収録されています。

妖怪? の皆様、登場順。

トイレの花子さん アプリの中から命令する頼れる存在。特技はピッキングとカーリングとトイレの神様。海外旅行。

猫又 普段は大人しい野良猫。コンビニエンスストア在住から早苗のペットになる。花子さんの気合いで目覚め、力で相手を捻じ伏せる。マカロニウエスタンの曲とツナ味の猫缶が好物。食いしん坊な一面もあり、お腹がポンポコリンになる。

邪鬼 小さい鬼。ゴブリンのような存在。

カワウソ 花子さんの窮地を救う陽気なヤツ。野球が特技でフライのキャッチはお手の物。早苗にラッコと間違えられる。

 

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