著者:invstem
ページ数:285
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この書籍は、投資ブログ「新興国への投資」(https://invstem.com)内の記事について、記載済の内容を基に、事後的なコメントを入れるなど加筆修正したもので再編成したものです。「新興国への投資」ブログにおいては、米中貿易摩擦について継続的にフォローしています。この本は、米中貿易摩擦の経緯を記した「副本」として、本編では直接言及していない中国製造2025やその戦略を実行するうえで重要と目されていたファーウェイ社やZTE社などの動向を2018年4月から追っていきます。2018年以降、経済や金融は特に政治にかなり翻弄されました。G20に数えられる大国の経済は政治やポピュリズムに苦しめられ、その中でもとりわけ注目度とインパクトの度合いが高かったのが米中貿易摩擦でした。米中貿易摩擦は単なる貿易摩擦ではなく、世界の覇権をめぐる争いの一面もあり、すぐに解決しない可能性があります。ただ、いずれにせよこの問題が金融や各国株式・債券、為替市場などに与える影響はかなり大きく継続的にウォッチしていく必要があると思います。長期間問題が解決しないと、いつの間にか視野が近視眼的になり目先の予想に終始してしまう所もありますが、一旦過去の経緯を洗いなおして問題の本質や過去の対応を事実を基に確認する事は時としてとても大切です。この本はこうした事の一助となるように編集したものです。米中貿易摩擦は、マーケットを冷やす効果を持っています。ただ、そうやってマーケットがぐらついている時こそ、冷静になって仕込み続ける事が投資で成功する一つのコツでしょう。この本では、ブログの内容を基に、日時が古いものから順に来るように再編成し、また一部事後的なコメントを付加する形で再編集いたしました。従いまして、本書の内容は報道された事実を時系列で記載したものが中心となっており、各イベントや事実に関する詳細な分析や評価をしているわけではありません。また、あえて細かい内容も記載する様にしています。後から見れば何ら意味のないイベントやニュースだった、という事が多いのですが、あえてそういったものも載せる事で、より当時の雰囲気や状況が分かるのではないか、との考えからです。以上の様に、この本は直接投資判断をアドバイスしたり、教示したりするといった類のものではなく、あくまで過去に起きた事象について再度整理しなおし、一定程度理解・認識しておくためのツール、というコンセプトで作成しております。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~毎日触れている投資・運用関連のニュースも一度時系列で見直してみると、色々な気付きや今後の運用方針に関する気付きが得られる場合もあります。これを機にお見知りおきいただけますと幸いです。
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