【無料で読める】定年レス時代の１人社長の働き方 (現代日本社)

これから、人間は長寿命化し、それに伴うリスクも顕在化しています。『ＬＩＦＥ　ＳＨＩＦＴ（ライフ・シフト）―１００年時代の人生戦略』がベストセラーになり、100年生きる時代がやって来ることを薄々と感じるようになりました。
私が子どもの時は、50歳というと結構なオッサンだなと受け止め、60歳になるとかなりの高齢でもうそろそろ寿命だと見ていたのですが、自分がこの歳になっても、まだはるかに元気です。
生活のマインドは多分、30歳くらい。まだ若く、自発的に動けることが驚きです。
これからの働き方はどうなるか。実際、年金だけでは必ず生活できませんから、働くか何らかの不労取得が必要です。
先走って、「定年がなくなるのでは?」という人もいますが、会社勤務が長かった私から見ると、正直、例外な会社を除いてこれからも成長を目指す企業からすると、60歳定年、65歳までの再雇用が精一杯です。
私がサラリーマンであれば労働者側ですので、会社はもっと社員の面倒を見るべきという意見に与していたかもしれませんが、今は経営者側の立場も理解しています。
定年延長する企業は、その技術や技能を確保したいなどの理由により、リリースした一部の例外であり、すべてが定年延長するわけではありません。しかも、よく調べて見ると技術者のみ定年延長の会社もありました。
そうなると、より長く働かなければならないのにどうすればいいのかという疑問が生まれます。
そこで１人社長時代です。これからのトレンドは60歳から自営業を起こし、第二の人生は１人社長として生きていく時代がいずれ到来すると想像しています。そこで、本書では、「定年レス時代」「1人社長」とはなにかを明示しました。

はじめに
第一章定年レスの時代がやって来る
(1)終身雇用の終焉と定年レス時代
第二章　60歳からの自営業を進めるワケ
(1)病める中年男性の悲劇
(2) ウィズコロナ時代の中年男性のいく道
(3) 老後ブラック再雇用
第三章　人生100年時代の楽しい働き方
(1)衰退途上の日本
(2)衰退国家での楽しみ方
(3)起業、独立で大金を儲ける生き方よりもささやかな楽しみ方
(4) Kindle出版、目指せ「小銭集め計画」
(5)　鼻でせせら笑った妻
(6)　自営業の能力に妄想力が必要?
第四章　定年レス時代の最後は１人社長の時代に
(1)１人社長の生き方
(2)　１人社長のメリット・デメリット
おわりに