著者:松岡千賀子
ページ数:395
¥990 → ¥0
著者は代々続いた神社の四女で、女性ながら25年間神職(神主)に就いていたという異色の経歴の持ち主。神主として言葉では偉そうなことを言わざるを得ない立場だが、実は、自分らしさを表現できない立場にいることに、不満と悩みがつきなかった。いつか漫画家になろうと、仕事の傍ら漫画を描き続けていた。
しかし、50歳を過ぎて神職を退いてから始めたある心理学の学びをきっかけに、自分の心の中に「怠慢サル」が存在することを知り、驚愕する。怠慢サルとは感情脳のこと。著者はそれまで、感情を良いものだと信じ、それを「自分らしさ」と思っていたために、まさか「自分らしさ」がさまざまなマイナスを創り出していたとは思いもよらなかったのだった。
自分がいかに怠慢サルの操られるがままになっていたかを知った著者は、猛然と、悪霊退治ならぬ怠慢サル退治に乗り出す。口がうまく、ごまかしのうまい怠慢サルを一匹一匹捕まえ、次々に勤勉サルに変えていく。
しかし、50歳を過ぎて神職を退いてから始めたある心理学の学びをきっかけに、自分の心の中に「怠慢サル」が存在することを知り、驚愕する。怠慢サルとは感情脳のこと。著者はそれまで、感情を良いものだと信じ、それを「自分らしさ」と思っていたために、まさか「自分らしさ」がさまざまなマイナスを創り出していたとは思いもよらなかったのだった。
自分がいかに怠慢サルの操られるがままになっていたかを知った著者は、猛然と、悪霊退治ならぬ怠慢サル退治に乗り出す。口がうまく、ごまかしのうまい怠慢サルを一匹一匹捕まえ、次々に勤勉サルに変えていく。
本書は、著者得意の漫画で、怠慢サルをこれでもかと描き、「怠慢はやみょうやあ」と備後弁で語り掛ける、抱腹絶倒の奮闘記だ。
人はなぜ、痩せたいと言いながら痩せないのか、病気は嫌だと言いながら病気になるのか、などのさまざまな問題を、ユーモアあふれる言葉で解き明かす。
この本は、著者のように、「一度きりの人生なのだから自分の思うように、やりたいことをやって、思う存分楽しみたい」と思っているのに、ちっともそういう生き方ができない!というジレンマを抱えている方に、まさにピッタリの本。クスクスと笑いながら読むうちに、いつのまにか心の中の怠慢サルが消えていくことだろう。
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