【無料で読める】東洋医学の症例ワーク1

本書のシリーズでは、症例を通して①証立ての手順、②症候分析の説明図と文章の書き方、③主証の選択と処方例について学習します。本書では①の証立ての手順をマスターしていただきます。

学習する証立ての手順は、研究者かつプログラマーの思考で、はり師きゅう師の国家試験の範囲に含まれる症例をさまざまな角度から分析して最適化した方法です。プログラム思考で構築していますので明確な条件分岐によって証立てが行え、誰でも同じ答えにたどり着くようにしました。

症例ワークを通して、この手順が有効であることを確認してください。

本書は、東洋医学の病名に相当する「証」を導き出すための手順を学び、手順を症例で確認する構成としています。独習書としても使用できる内容です。養成施設におけるテキスト、遠隔教育や従業員教育のテキストとしても、是非、ご活用ください。

目次
はじめに
勉強したい東洋医学とは？
病名と証との違い
東洋医学の生体観
弁証の種類と運用手順
症例
1．八綱弁証～寒証と熱証～
寒熱｜解説
寒熱｜解答例
2．虚の気血津液弁証～陰虚と陽虚～
気血津液（虚）｜解説1／2
気血津液（虚）｜解答例1／2
3．虚の気血津液弁証～血虚と気虚～
気血津液（虚）｜解説2／2
気血津液（虚）｜解答例2／2
4-1．実の気血津液弁証～気逆、気滞～
気血津液（実）｜解説1／3
気血津液（実）｜解答例1／3
4-2．実の気血津液弁証～血瘀～
気血津液（実）｜解説2／3
気血津液（実）｜解答例2／3
5．実の気血津液弁証～湿痰、湿熱～
気血津液（実）｜解説3／3
気血津液（実）｜解答例3／3
6．八綱弁証～実寒・実熱～
実寒・実熱｜解説
実寒・実熱｜解答例
7．臓腑弁証～心
臓腑｜解説1／6
臓腑｜解答例1／6
8．臓腑弁証～心肺
臓腑｜解説2／6
臓腑｜解答例2／6
9．臓腑弁証～心肺肝
臓腑｜解説3／6
臓腑｜解答例3／6
10．臓腑弁証～心肺肝脾胃
臓腑｜解説4／6
臓腑｜解答例4／6
11．臓腑弁証～心肺肝脾胃腎
臓腑｜解説5／6
臓腑｜解答例5／6
12．臓腑弁証～心肺肝脾胃腎、腑
臓腑｜解説6／6
臓腑｜解答例6／6
13．外感病の鑑別
外感｜解説
外感｜解答例
14．六淫弁証
六淫｜解説
六淫｜解答例
15．臓腑相関弁証
相関｜解説
相関｜解答例
解答例一覧