著者:リッキー徳永
ページ数:68

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アメリカのロースクール留学、米国弁護士について何を思い浮かべますか?英語がネイティブではないぼくたち日本人にとっては、留学というとハードルが高いイメージがあると思います。しかもそれがロースクールとなると、一層の努力と圧倒的な勉強量が要求されるのは確かです。でもその分、得られるものは一生ものになります。

最近、より多くの日本人が海外に出ています。アメリカで専門的な勉強をして資格を取る人もたくさんいます。この本では、ニューヨーク州弁護士であるぼくが実際の経験をもとに、ロースクール留学と米国弁護士についてお伝えしていきます。

ちなみにこの本は専門書ではないので、分かりやすく書きました。ぜひ気楽に読んでください。ロースクールとはどのようなところなのか知りたい方、米国弁護士について知りたい方、そして今後アメリカで弁護士になりたいと思っている方にも参考になると思います。

ロースクール留学を一言で言うと、勉強に集中できる環境です。語学留学や学部留学とちがって、英語をツールとして専門的、体系的に学びます。ですので法律を学ぶと同時に英語力も格段にアップします。しかも留学することにより、アメリカの慣習・文化・ビジネスの感覚をつかむことができます。語学と法律だけではない多角的な知識と経験を得ることができます。さらには英語と法律を活用して、論理的思考とアウトプット力が身につきます。

ニューヨークは全アメリカ最大、世界都市として、政治、経済、文化、ファッション、エンターテインメントなどがとても盛んです。というわけで、ニューヨーク州弁護士の資格をとることは、世界を相手にすることと同じとも言えるでしょう。

弁護士が多いと言われているアメリカですが、弁護士はステータスの高い資格と位置付けられていて、信用も高いです。さらに、ニューヨーク州弁護士は、法律関係だけではなくビジネス、政治、芸術などあらゆる分野で活躍している人がたくさんいます。もっというと、難関と言われているニューヨーク州司法試験を突破することにより、人生の中で自分に自信を持つことができます。

それではさっそく、そんなアメリカのロースクールと米国弁護士について実際に見ていきましょう!ぜひ最後まで読み進めてください。

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