著者:佐々木愛
ページ数:62

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この本は、私自身の生理痛がほぼなくなった「食事法」について、マンガでわかりやすく解説したものです。

生理痛がほぼなくなったのは私だけではありません。

【証言例】https://youtu.be/K_wLVLNrQk0?t=183

この方をはじめとして、私のほかに、少なくとも6人の女性が同じ体験をし、日々穏やかに過ごせるようになりました。

この食事法は、「プロスタグランジン」の分泌量をコントロールするものです。

この「プロスタグランジン」という言葉、生理痛に悩む女性ならば聞いたことがあるのではないでしょうか。
ホルモンのような働きをする体内物質で、作られすぎると子宮が収縮しすぎ、生理痛が悪化します。

そう、「プロスタグランジン」の過剰分泌が生理痛の主な原因なのです。

そして、この「プロスタグランジン」の働きを抑えてくれるのが、「イブプロフェン」。

生理痛が酷いときに飲む薬「イブA錠」、「イブA錠EX」、「バファリン ルナi」、「エルペインコーワ」などには、この「イブプロフェン」が含まれています。
私たち女性は、薬の成分「イブプロフェン」を飲むことで「プロスタグランジン」の働きを抑え、痛みを鎮めているわけです。

ここまでのことは、あなたの飲んでいる鎮痛剤の説明書きにも書いてあるでしょう。

しかし実は、この「プロスタグランジン」の分泌量は、食事の内容に大きく左右されることが分かっているのです。

つまり、食事を変えることによって、「プロスタグランジン」の分泌量を抑えることができるわけです。
そうすれば、イブプロフェンの入った薬を飲む必要もなくなります。

本書では、この食事法を、中学生の女の子にも読んで頂けるように難しい言葉を使わずに解説しています。

さっと読め、すぐに実践することができます。
特別な準備は必要ありません。

一日でも早く、あなたが生理痛の苦しみから救われることを祈っています。
あなたの生理痛が軽くなり、充実した日々が送れますように。

筆者 佐々木愛

<参考文献>
・実験医学別冊 「炎症と疾患 あらゆる疾患の基盤病態から治療薬までを理解する」羊土社 2019
・日本脂質栄養学会監修・奥山治美・安藤進編集「脂質栄養学シリーズ 脳の働きと脂質」学会センター関西 2003
・「見てわかる 産婦人科ケア―看護手順と疾患ガイド」照林社 2013
・医療情報科学研究所 『病気がみえる vol.9 婦人科・乳腺外科』メディックメディア 2018
ほか。

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