著者:Zizi
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一言で言うなら「SNS疲れを感じている人へのSNS再考論」が本書ということになります。
SNS疲れを感じている人が、SNSとの付き合い方を再考したほうがいい理由は、限られた貴重な資源である個人の時間を浪費するだけでなく、タイムラインで大量の情報を見ていると、脳がネガティブになったり、気が休まらないからです。
事実、SNSでたくさんの人たちと繋がっていると、自分の評価や他の人の発言が気になったり、自分の投稿がより多くの目に止まることで、自分が意図しない形で揚げ足を取られることもあります。
読者の方の中にもこういった経験をしたことがあるという方も少なくないでしょう。
そうなるとさらに気が休まらなくなって、現実世界での生活が手につかなくなり、いつまでもSNSに時間を浪費してしまいます。
全国20−60代男女に行ったSNSに関するアンケート調査では「SNS疲れの経験がある」と答えたのは、全体の42.7%で、最も高かったのは20代の女性で、なんと65.0%という数字でした。
つまり、多くの人がSNS疲れの経験があるということになります。
また、最近では毎月のように芸能人の自殺が報道され、その中でも「木村花さん」の自殺は、僕がSNSをやめる大きなキッカケになりました。
それは報道を見る限りSNSでの誹謗中傷が原因で自殺したことが容易に想像できたからです。
僕はSNSをやめる前にはフォロワーが1万人以上いましたが、今では心から辞めてよかったと言えます。
SNSは繋がりを広げてくれるかもしれませんが、深めてはくれません。
あなたが今SNSで繋がっている人は本当に大切なのか?
それが問われています。
確かに僕もSNSで繋がった人がたくさんいます。
ですが、その繋がりが本当に大切か?と言われたら首を縦に振ることに迷いが生じます。
SNSなどのオンライン上での繋がりがなくても、普通に生活できますし、むしろオンラインでのやり取りなど何もなかった、江戸時代の方が今よりも国民の幸福度は高かったのではないかとすら思います。
物事には必ずプラスの面とマイナスの面がありますが、最近のSNSはプラスの面を打ち消すほどマイナス面が大きく、今のSNSの状態は末期だと個人的に感じています。
SNSをこれから始めたい人向けの本や攻略本、バズらせる本はたくさんありますが、SNSを辞めたい人向けの本は見たことがありません。
それは単純に需要がないからだと思いますが、実際にSNS疲れを感じている人は多くいます。
そんな人たちに向けて僕の経験が少しでも役に立てばいいなという想いから、今回筆を執りました。
本書を読むことで「多くの現代人が抱えるSNS疲れから解放され、SNSの辞め方や付き合い方について」理解できるようになります。
本書の役目は、毎日情報発信を頑張っているそこのあなた、SNSでの繋がりに疲れてしまったそこのあなた、そしてSNSから一歩踏み出し、次のステージを模索しているそこのあなたのためにあります。
現代人が抱える「SNS疲れ」に関する悩みや疑問はこの1冊で解決できる本になっていますので、ぜひ最後までご覧いただけますと嬉しいです。
本書の構成と成り立ちについてお話しましょう。
まず第1章では「なぜあなたはSNSをやるのか?」と称して、あなたの人生にそもそもSNSは必要なのか?もし必要ならなぜやるのか?について取り上げ、SNS本来の目的について解説しています。
第2章では「あなたがSNSをやめるべき理由」と称して、SNS使用による負の側面を海外の研究など取り上げながら解説しています。
第3章では「SNSをやめて起こったこと」と称して、僕がSNSを辞めて起こった変化について実体験を元に解説しています。
第4章では「SNSをやめる5つのステップ」と称して、SNS疲れを感じている人がSNSから距離を置けるような具体的な方法をステップバイステップで解説し、SNSをやめるまでの生活をリアルにイメージできる構成にしました。
最終章の第5章では「SNSが負債となる時代の生き方」と称して、SNSを辞めた後の世界の話についても言及し、アフターSNSの世界、すべてのものがインターネットに接続し、オンライン化する世界で、どのようにオンラインとオフラインのバランスを取っていけばいいのか、SNS時代のその先でどう生きていくのかのヒントをちりばめました。
順番通り読んでいってもいいですが、目次がありますので、あなたが興味のある箇所から是非読んでみてください。
本書がSNS疲れを感じている人の拠り所となり、たった1度の人生で、自分にとって本当に大切なことを大切にする生き方をするための第一歩として、読者の背中を押すことができたなら、こんなに嬉しいことはありません。
Zizi
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