著者:火災保険LABO 渡邊昌彦
ページ数:93

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 火災保険は、「火事にしか使えない」と
思い込んでいませんか?

 多くの方がお住まいの火災保険に
加入していると思います。
ただ、ほとんどの方が……
「火災保険は火事に遭ったときのために加入するもの」
「火事なんて、めったに起きないことだけど、
 立て替え費用などが大変な金額になるので、
 いざというときのために掛けておくもの」
 ……と考えています。

「火災保険」という名前のせいで、
台風、水害、雪害等、広い被害を
カバーするイメージを世間で
持たれていない事実があるのです。

そのせいか、火災保険で保険金が申請され、
保険会社から支払われる頻度は、平均値で
「約70年に1度」とされています。

 つまり、殆どの方は、火災保険を使うことなく、
保険料をひたすら払い続けて一生を
終えているのです。。。

 しかし、
「火事以外の場面でも使えることを知らない」せいで、
受け取れるべきお金を受け取っていないとすれば、
非常にもったいないことだと思いませんか?

 保険というのは「いざというときのために掛けておく」
「平穏で無事なら、保険料を払い続けるのは仕方ない」
というイメージがあります。

ですが、中には、掛け金以上が返ってくる保険と
いうのもあります。
その代表的な例が、火災保険なのです!!

【目次】
<第1章> 火災保険とは「お金をおろせる保険」である
・火災が起きなくても保険金はおりる
・そんなことをして、犯罪にならないの?
・保険会社から修理見積書を求められる理由
・火災保険は、保険料を毎年「積み立てている」と考える
・天災による建物のダメージは、意外と頻繁に起きている
・火災保険は、申請しても保険料は変わらない
・火災保険を申請しても、保険会社は厳しく調査してこない
・火災保険を修理に使わず、自由にお金を使うときの注意点

<第2章> 火災保険から、できるだけ多くのお金をおろすために
・火災保険の補償範囲について、基本を知っておこう
・すべてのオプションを付ける「フルカバー」がおすすめ
・修理に「足場」が必要なら、見積金額も大きくなる
・申請が少額だと支払われない場合も
・保険会社に対して、絶対ついてはいけない嘘

<第3章> 自力で火災保険からお金をおろす方法、注意点
・火災保険申請の基本的な流れ
・一般の方でも、すぐに見つけられる損傷箇所
・一般の方では、見逃してしまいがちな箇所
・火災保険申請のプロが教える
 可能性を高める「書類」の作り方
・保険会社から派遣されてくることがある「鑑定人」とは?
・自分ですべて行うことのデメリット
・「相見積もりをとる」という手はないのか?
・工事業者と組んでいる”自称代行業者”に注意
・まずはご自身でチャレンジしよう

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